リンクを作成すると、Links ウィンドウに追加されます。[Links] ウィンドウでは、リンクの設定を変更したり、ステータスを確認したりできます。
図 1. [Links] ウィンドウ
Links ウィンドウの各行は、各リンクを示します。一般的なステータスおよび有益なステータスはデフォルトでイネーブルになっており、リンクの状態をすばやく確認できます。次の表に、[Links] ウィンドウで表示可能な設定を示します。
[Links] ウィンドウの列名 | 説明 |
---|---|
Name | リンク名 |
TX | トランスミッターの GT ロケーション |
RX | レシーバーの GT ロケーション |
Status | リンクされている場合 (予測どおりの入力 RX データ) は計測されたライン レート、リンクされていない場合は「No Link」と表示されます。 |
Bits | 受信されたビット数。 |
Errors | レシーバーでのビット エラー数。 |
BER | ビット エラー率 = (1 + エラー数)/(ビット数)。 |
BERT Reset | 受信ビット カウンターおよびエラー カウンターをリセットします。 |
RX Pattern | レシーバーで受信されるパターンを選択します。 |
TX Pattern | トランスミッターで送信されるパターンを選択します。 |
TX Pre-Curser | トランスミッターのプリカーソル エンファシスを選択します。 |
TX Post-Cursor | トランスミッターのポストカーソル エンファシスを選択します。 |
TX Diff Swing | トランスミッターの差動振幅値を選択します。 |
DFE Enabled | レシーバーで判定帰還型イコライザー (DFE) をイネーブルにするかどうかを選択します。使用できないアーキテクチャもあります。 |
Inject Error | 送信パスに 1 つのビット エラーを挿入します。 |
TX Reset | トランスミッターをリセットします。 |
RX Reset | レシーバーおよび BERT カウンターをリセットします (「BERT Reset」を参照)。 |
Loopback Mode |
レシーバー GT のループバック モードを選択します。 警告: この値を変更すると、システム トポロジによってはリンク ステータスに影響することがあります。 |
Termination Voltage | レシーバーの終端電圧を選択します。 |
RX Common Mode | レシーバーの RX 同相設定を選択します。 |
TXUSERCLK Freq | 計測された TXUSERCLK 周波数を MHz で示します。 |
TXUSERCLK2 Freq | 計測された TXUSERCLK2 周波数を MHz で表示します。 |
RXUSERCLK Freq | 計測された RXUSERCLK 周波数を MHz で表示します。 |
RXUSERCLK2 Freq | 計測された RXUSERCLK2 周波数を MHz で示します。 |
TX Polarity Invert | 送信データの極性を反転します。 |
RX Polarity Invert | 受信データの極性を反転します。 |
リンク グループに含まれるすべてのリンクのプロパティを変更するには、リンク グループ行で設定を変更します。たとえば、Link Group 0 行の [TX Pattern] を [PRBS 7-bit] に変更すると、このリンク グループに含まれるすべてのリンクの [TX Pattern] が [PRBS 7-bit] に変更されます。グループ内のすべてのリンクの設定が同じでない場合、リンク グループ行のプロパティ列に「Multiple」と表示されます。
In-System IBERT IP がデザインで使用される場合、リンク設定の一部のオプションしか使用されません。次の表は、使用されるリンク設定を示しています。
[Links] ウィンドウの列名 | 説明 |
---|---|
TX | トランスミッターの GT ロケーション |
RX | レシーバーの GT ロケーション |
TX Pre-Curser | トランスミッターのプリカーソル エンファシスを選択します。 |
TX Post-Cursor | トランスミッターのポストカーソル エンファシスを選択します。 |
TX Diff Swing | トランスミッターの差動振幅値を選択します。 |
DFE Enabled | レシーバーで判定帰還型イコライザー (DFE) をイネーブルにするかどうかを選択します。使用できないアーキテクチャもあります。 |