Versal ACAP のプログラミング デバイス イメージ (PDI) の設定 - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: プログラムおよびデバッグ (UG908)

Document ID
UG908
Release Date
2022-04-26
Version
2022.1 日本語
Vivado Tcl コマンド set_property <Setting> <Value> [current_design] で使用できる Versal ACAP デバイスのデバイス コンフィギュレーション設定は、次の表のとおりです。
注記: Versal ACAP アーキテクチャでは、これまでビットストリーム設定としてサポートされていたほとんどのプログラマブル デバイス イメージ設定は、CIPS (Control, Interface, and Processing System) IP または Bootgen 設定として指定します。詳細は、 『Control Interfaces and Processing System LogiCOREIP 製品ガイド』 (PG352) または 『Bootgen ユーザー ガイド』 (UG1283) を参照してください。
表 1. Versal ACAP プログラマブル デバイス イメージの設定
設定 デフォルト値 設定可能な値 説明
BITSTREAM.GENERAL.COMPRESS True True、False run の長さエンコーディング アルゴリズムを使用して、PL コンフィギュレーション データのサイズを縮小します。たいていの場合、これで PL コンフィギュレーション データのサイズを縮小できます。
BITSTREAM.GENERAL.CRC False True、False PDI の PL 部分の巡回冗長検査 (CRC) 値の生成を制御します。Enable に設定すると、PDI の PL 部分に基づいて固有の CRC 値が算出されます。算出された CRC 値が PDI の CRC 値と一致しない場合、デバイスはコンフィギュレーションされません。
BITSTREAM.GENERAL.PERFRAMECRC False True、False PDI の PL 部分に一定間隔で CRC 値を挿入します。これらの値は、入力されるコンフィギュレーション データのインテグリティを検証して、コンフィギュレーション データがデバイスに読み込まれる前にエラーを通知します。これはパーシャル PDI に適していますが、[Yes] に設定すると、CRC 値がデバイス イメージ全体を含め、すべての PDI に挿入されます。