- コンフィギュレーション メモリ デバイスを作成すると、
Vivado®
デバイス プログラマからコンフィギュレーション メモリ デバイスをすぐにプログラムするかどうかを確認するメッセージが表示されます。
OK をクリックすると、[Program Configuration Memory Device] ダイアログ ボックスが開きます。
- このダイアログ ボックスのすべてのオプションを適切に設定します。
- Configuration file: コンフィギュレーション メモリ デバイスをプログラムするのに使用する .mcs または .bin ファイルを指定します。メモリ コンフィギュレーション ファイルは、write_cfgmem Tcl コマンドで作成します。詳細は、「コンフィギュレーション メモリ ファイルの作成」を参照してください。
- [State of non-config mem I/O pins]:
- Pull-none: FPGA にプログラムされた間接コンフィギュレーション ビットストリームにある未使用 I/O ピンを pull-none に設定します。
- Pull-up: FPGA にプログラムされた間接コンフィギュレーション ビットストリームにある未使用 I/O ピンを pull-up に設定します。
- Pull-down: FPGA にプログラムされた間接コンフィギュレーション ビットストリームにある未使用 I/O ピンを pull-down に設定します。
重要: 非コンフィギュレーション メモリ I/O ピンのステートがwrite_bitstream
プロパティで設定したものと一致するようにしてください。このプロパティのデフォルト値は pull-down です。 -
Program Operations : コンフィギュレーション メモリ デバイスで実行するプログラム操作を設定します。
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Address Range: プログラムするコンフィギュレーション メモリ デバイスのアドレス範囲を指定します。有効なアドレス範囲の値は、次のとおりです。
- Configuration File Only: 消去、ブランク チェック、プログラム、および検証にメモリ コンフィギュレーション ファイルで必要なアドレス空間のみを使用します。
- Entire Configuration Memory Device: デバイス全体を消去、ブランク チェック、プログラム、および検証します。
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Address Range: プログラムするコンフィギュレーション メモリ デバイスのアドレス範囲を指定します。有効なアドレス範囲の値は、次のとおりです。
- RS Pins (オプション): BPI コンフィギュレーション メモリ デバイスのみで使用されるリビジョン セレクト ピンのマッピングを指定します。フラッシュの上位 2 つの FPGA アドレス ピンが FPGA RS[1:0] に接続されます。このオプションをイネーブルにすると、Vivado ではプログラム用に FPGA RS[1:0] が駆動されます。アプリケーションの使用法は、該当する FPGA コンフィギュレーション ユーザー ガイドを参照してください。
- Erase: コンフィギュレーション メモリ デバイスの内容を消去します。
- Blank Check: プログラムの前にコンフィギュレーション メモリ デバイスにデータがないことを確認します。
- Program: コンフィギュレーション メモリ デバイスを指定のコンフィギュレーション ファイル (.mcs または .bin) でプログラムします。
- Verify : プログラム後にコンフィギュレーション メモリ デバイスの内容がコンフィギュレーション ファイル (.mcs または .bin) に一致することを検証します。
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Verify Checksum : コンフィギュレーション メモリ デバイスにプログラムされたデータを検証します。コンフィギュレーション メモリ デバイスにプログラムされたデータに基づいてチェックサムが算出され、その値が .prm
ファイルで指定されているチェックサム値と比較されます。ヒント: ユーザーが write_cftmem コマンドに
-checksum write_cftmem
オプションを指定して cfgmem ファイルを生成します。この手順により、cfgmem 出力ファイルに関するチェックサム情報を含む .prm ファイルが作成されます。 -
Create SVF Only : 指定したプログラム操作を含む .svf ファイルを作成します。サードパーティ ツールで .svf ファイルを使用して、Vivado 外でコンフィギュレーション メモリ デバイスをプログラムできます。重要: このオプションをオンにすると、Vivado では関連のプログラム オプションを含む .svf ファイルが生成されるだけです。コンフィギュレーション メモリ デバイスはプログラムされません。
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OK をクリックし、コンフィギュレーション メモリ デバイスに対してこのダイアログ ボックスでの選択に応じて消去、ブランク チェック、プログラム、および検証操作を実行します。Vivado では、各操作が終了すると、それが通知されます。 注記: Apply をクリックするとコンフィギュレーション メモリ設定が保存されますが、コンフィギュレーション メモリ デバイスはプログラムされません。[Apply] をクリックした後に [Cancel] をクリックすると、コンフィギュレーション メモリ デバイスが設定され、後でプログラムできます。