スキャンを作成すると、そのスキャンの [Scan Plots] ウィンドウが表示されます。2D アイスキャンでは、プロットは BER 値のヒート マップです。
図 1. [Scan Plots] ウィンドウ
Vivado IDE のほかのチャートおよび表示と同様に、[Scan Plots] ウィンドウも次のように拡大/縮小できます。
- エリアの拡大: 拡大表示するエリアを左上から右下に向かってドラッグ
- 全体表示: 右下から左上へ向かってドラッグ
- 拡大: 右上から左下へ向かってドラッグ
- 縮小: 左下から右上へ向かってドラッグ
マウス カーソルをプロット上に置くと、ツール ヒントに現在の水平コード、垂直コード、およびスキャンされた BER 値が表示されます。プロット タイプを変更するには、プロット ビューで Plot Type ボタンをクリックし、Show Contour (filled), Show Contour (lines), Bathtub (Center Horizontal Line), and Heat Map、[Show Contour (lines)]、[Bathtub (Center Horizontal Line)] および [Heat Map] をクリックします。
スキャン プロットの下のサマリには、スキャン設定とスキャンが実行された時間などの基本情報が表示されます。2D アイスキャンでは、エラーのないスキャンのピクセル数が算出され (水平および垂直インクリメントを考慮)、結果が [Open Area] として表示されます。[Scans] ウィンドウの内容はデフォルトで [Open Area] 列順にリストされるので、オープン エリアが最も大きいスキャンが一番上に表示されます。次の図は前の図と同じスキャンの Bathtub Plot です。
図 2. Bathtub Plot