GTM レシーバーは ADC ベースなので、以前のトランシーバー ファミリ (GTH、GTY トランシーバーなど) で使用されていた従来のアイスキャンは使用できません。そのため、GTM 用の IBERT ダッシュボードには、従来の [Scan Plots] ウィンドウの代わりに、スライサー アイ、ヒストグラム、および信号対ノイズ比の 3 つのプロットが表示されます。
図 1. スライサー アイ、ヒストグラム、および信号対ノイズ比プロット
リンクが作成されると、そのリンクのスライサー アイ、ヒストグラム、および信号対ノイズ比が表示されます。複数のリンクを作成した場合、右上のドロップダウン リストから必要な DUAL および Channel を選択するとアクティブ リンクを変更できます。
スライサー アイおよび GTM トランシーバー アーキテクチャの詳細は、 『Virtex UltraScale+ FPGA GTM トランシーバー ユーザー ガイド』 (UG581) を参照してください。
IBERT GTM の詳細は、 『IBERT for UltraScale GTM Transceivers LogiCORE IP 製品ガイド』 (PG342) を参照してください。