ILA デバッグ コアのトリガーおよびキャプチャ ステータスは、Vivado IDE では次の 2 箇所に表示されます。
- [Hardware] ウィンドウの ILA デバッグ コアの行の [Status] 列。
- ILA ダッシュボードの [Trigger Capture Status] ウィンドウ。
[Hardware] ウィンドウの [Status] 列には、各 ILA コアのステータスが示されます。
ILA コアのステータス | 説明 |
---|---|
Idle | ILA コアはアイドル状態であり、トリガーの実行を待機している状態です。トリガー位置が 0 の場合、トリガーが実行されると ILA コアが Waiting for Trigger ステータスになります。それ以外の場合は、Pre-Trigger ステータスになります。 |
Pre-Trigger | ILA コアがトリガー前のデータをデータ キャプチャ ウィンドウに取り込み中です。トリガー前のデータがキャプチャされると、ILA コアは Waiting for Trigger ステータスになります。 |
Waiting for Trigger | ILA コアのトリガー待機状態になり、BASIC または ADVANCED トリガー設定で定義されたトリガー イベントが発生するのを待機中です。トリガーが発生すると、トリガー位置がキャプチャ ウィンドウの最後のデータ サンプルに設定されている場合、ILA コアは Full ステータスになります。それ以外の場合は、Post-Trigger ステータスになります。 |
Post-Trigger | ILA コアがトリガー後のデータをデータ キャプチャ ウィンドウに取り込み中です。トリガー後のデータがキャプチャされると、ILA コアは Full ステータスになります。 |
Full | ILA コア キャプチャ ウィンドウがフルであり、ホストに表示するようアップロード中です。データがアップロードされて表示されると、ILA コアは Idle ステータスになります。 |
ILA ダッシュボードの [Trigger Capture Status] ウィンドウの内容は、ILA コアの [Trigger mode] の設定によって異なります。