デザインに含まれる IBERT コアは、[Hardware] ウィンドウのターゲット デバイスの下に表示されます。コアが表示されない場合は、デバイスを右クリックして Refresh Hardware をクリックします。FPGA が再度スキャンされ、[Hardware] ウィンドウの表示が更新されます。
Vivado シリアル I/O 解析機能は、リンクという概念に基づいて構築されています。リンクはボード上のチャネルと似ており、トランスミッターおよびレシーバーが含まれます。トランスミッターおよびレシーバーは、同じ GT、同じデバイス、または同じアーキテクチャである場合とそうでない場合があります。リンクはトランスミッターとレシーバーの両方に関連付けられる必要がああるので、外部パターン ジェネレーターの 1 つの GT レシーバーへの接続はサポートされていません。1 つまたは複数のリンクを作成するには、Vivado の Links タブで Create Links ボタンをクリックするか、右クリックして Create Links をクリックします。[Create Links] ダイアログ ボックスが表示されます。
IBERT コアが検出されると、ハードウェア マネージャーにリンクが存在しないことを示す緑のバナーが上部に表示されます。Create Links をクリックして次の図のようなダイアログ ボックスを開きます。
リストから TX または RX を選択します。[Search] フィールドに文字列を入力すると、リストをフィルターできます。"+" (+) ボタンをクリックしてリンクをリストに追加します。必要なすべてのリンクに対して同じ操作を実行します。
リンクはリンク グループに含めることもできます。デフォルトでは、新しいリンクすべてがグループ化されます。リンクをグループに追加しない場合は、Create link group をオフにします。リンク グループの名前は、[Link group description] で指定します。