DFX Controller ではまだ Nested Dynamic Function eXchange が認識されませんが、この環境で使用することはできます。この場合、現在動作しているデザインと互換性のないパーシャル ビットストリームが読み込まれないようにするため、追加回路が必要となります。
サンプル デザインでデザイン全体のパーシャル ビットストリームを管理するため、DFX Controller IP を作成できます。この場合、5 つの RP (A、W、X、Y、Z) を認識するようカスタマイズする必要があります。
ただし、これらの RP 間の依存性は認識されないので、ソリューションとして IP 外にこの部分を構築する必要があります。
たとえば、RM A1 が現在読み込まれている場合、設計者は RP Y または Z をリコンフィギュレーションするトリガー イベントが発生しないようにする必要があります。各 RP (仮想ソケット) には独自の要求、肯定応答 (ACK)、デカップル制御があり、これらを親 RP に送信して子 RP を管理するユーザー ロジックにアクセスできます。現在ターゲット RP が存在する場合は、リコンフィギュレーション要求に対して肯定応答を送信するだけです。または、AXI4-Lite インターフェイスを使用して、DFX Controller で管理される親 RP の現在のステータスを読み出し、どの子 RP をリコンフィギュレーション可能かを判断することもできます。