Nested DFX の構造およびコマンド - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite ユーザー ガイド: Dynamic Function eXchange (UG909)

Document ID
UG909
Release Date
2022-06-07
Version
2022.1 日本語

Nested Dynamic Function eXchange フローは基本的に階層間のステップ アンド リピートのフローで、Vivado ツールの各実行でスタティックおよびリコンフィギャラブル境界のコンテキストを移動します。最初のパス (コンフィギュレーション) では、標準 DFX フローの場合と同様、スタティック デザインのインプリメンテーション結果が作成されます。その後の実行では、それより下位の RP (それぞれその上位に独自の相対スタティック レベルあり) が作成およびインプリメントされます。

フロー全体で、標準 Dynamic Function eXchange デザインの一般的な要件および推奨事項が適用されます。たとえば、リコンフィギャラブルに設定された各モジュール セットをアウト オブ コンテキストで合成し、各パーティションをフロアプランして、すべてのリコンフィギャラブル境界のスタティック側に適切なデカップリングを挿入する必要があります。

Nested DFX は、特定の階層境界におけるスタティックおよびリコンフィギャラブルのコンテキストから見る必要があります。デザイン構造 の図を使用して、Vivado ツール フローとデザインの注意事項を説明します。