これはまれなユース ケースで、通常はプログラマブル ロジック全体 (またはほぼ全体) がダイナミック領域にあるプラットフォーム デザインで使用されます。NoC の設定の詳細 (NMU、NSU、接続) は、各固有の RM のニーズに応じて自由に変更できます。ダイナミック リコンフィギュレーション中、NoC は完全に再プログラムされます。再プログラミング中はすべての NoC エンドポイントが停止し、すべての NoC の動作が停止します。
図 1. NoC が完全に RP に含まれる
NoC セルのロケーション制約
NoC NMU および NSU の配置は、ロケーション制約によって制御できます。DFX フローでは、子インプリメンテーションにおける NoC セルのロケーション制約に関してルールがいくつかあります。詳細は次のとおりです。
- スタティック境界インターフェイス パスの NoC エンドポイントの場合:
- RM がパスを所有している場合、後続の子インプリメンテーションでリコンフィギャラブル モジュール内の NoC エンドポイントの位置を変更できます。
- スタティック領域がパスを所有している場合、後続の子インプリメンテーションでリコンフィギャラブル モジュール内の NoC エンドポイントの位置を変更できません。
- スタティック領域の NoC エンドポイントは、DFX フローで初回インプリメンテーションの後に固定され、後続の子インプリメンテーションで変更できません。
- リコンフィギャラブル モジュール内の NoC エンドポイントの場合、後続の子インプリメンテーションでリコンフィギャラブル Pblock の範囲内であれば NoC 位置に制限はありません。