リコンフィギャラブル パーティションの定義 - 2022.1 日本語

プロジェクトを DFX プロジェクトに設定すると、RTL ソース階層内で RP を定義できるようになります。RP に適しているのは、デザイン階層内の次のようなインスタンスです。

• RTL、IP、または EDIF ソースで定義されている。
• 上位の階層にパラメーターおよびジェネリックを渡さない。パラメーターおよびジェネリックを RP の境界に配置することは可能ですが、パーティションを作成する前にローカルで評価する必要があります。
• 基になる RTL にアウト オブ コンテキスト (IP 以外) または EDIF モジュールが含まれていない。
• IP、DCP、EDIF が最上位として含まれていない。
• ブロック図 (.bd) ソースが含まれていない。
  1. モジュールを右クリックして Create Partition Definition をクリックし、RP を作成します。デザイン ソースがまだない場合は、このモジュールをブラック ボックスにしておくことができます。
     
     
     
  2. 表示されるダイアログ ボックスで、このパーティション定義の名前を指定します。最初の RM の名前も指定します。この RM は、同じ階層にある RTL またはネットリスト ソースから作成されます。フローの後の段階でさらに RM を追加および作成できます。
     重要: 選択したモジュールのインスタンスはすべて RP になります。1 つのインスタンスをリコンフィギャラブル、もう 1 つのインスタンスをスタティックにするには、これら 2 つのインスタンスに別の名前を付けます。
     
     
     
  3. OK をクリックすると、Vivado IDE でのこのモジュールの表示は異なるものになります。[Hierarchy] ビューで、RP のモジュールのインスタンスに菱形マークが付き、デザイン ソースが Partition Definitions ビューに移動されて別に管理されます。デザイン内の RP すべてに対し、この手順を繰り返します。