すべてのデザイン ソースを読み込んでリンクするには、この方法が最も明確で詳細なので、推奨されます。次の手順を実行すると、必要なデザイン ソースがすべて読み込まれ、RP の境界が定義されます。
- メモリ内に新しいプロジェクトを作成します。ターゲット デバイスは選択できますが、プロジェクトは保存されません。
create_project -part <part> -in_memory
- すべてのデザイン ソースを追加します。これには、スタティックまたはリコンフィギャラブル ロジックの複数のチェックポイント、下位 RM ソースが含まれます。
add_files <top>.dcp add_files <rp1_rmA_top>.dcp add_files <rp1_rmA_lower>.dcp add_files <rp2_rmA_top>.dcp
-
SCOPED_TO_CELLS
プロパティを使用して、階層レベル間の関係を定義します。set_property SCOPED_TO_CELLS {<RP1_module_instance>} [get_files <rp1_rmA_top>.dcp] set_property SCOPED_TO_CELLS {<RP1_lower_module_instance>} [get_files <rp1_rmA_lower>.dcp] set_property SCOPED_TO_CELLS {<RP2_module_instance>} [get_files <rp2_rmA_top>.dcp]
- デザインをリンクし、すべての RP を定義します。
link_design -top <top> -part <part> -reconfig_partitions {<RP1_module_instance> <RP2_module_instance>}
表 1. link_design オプション コマンド オプション 説明 -part
ターゲットにするザイリンクス パーツ (例: xc7k325tffg900-3
) を指定します。-top
インプリメントされるモジュールのモジュール/エンティティ名を指定します。 set_property top <top_module_name> [current_fileset]
の前にlink_design
を実行した場合は、このオプションを使用する必要はありません。-reconfig_partitions <args>
デザインを開くときに読み込む RP を指定します。指定した RP に、デザインで正しく処理されるように HD.RECONFIGURABLE プロパティが設定されます。 -pr_config <arg>
プロジェクト ベースのデザイン フローでのみ使用可能です。デザインを開くときに適用する PR コンフィギュレーションを指定します。