IBERT PS-GTR の起動およびその後に続くアイ スキャンには次の 3 つのコンポーネントが関わっています。
- PS-GTR をコンフィギュレーションした後の Vivado® ツールからの Zynq UltraScale+ MPSoC PS ザイリンクス サポート アーカイブ (XSA) の生成。
- XSA を使用して FSBL を生成するための Vitis™ ザイリンクス ソフトウェア コマンド ライン ツール (XSCT) フロー。
- Vivado シリアル I/O 解析で FSBL を使用した IBERT PS-GTR の起動。
必要なツール
- Vivado
- Vitis
- XSCT (Vitis ツールの一部)
必要なボード/パーツ/コンポーネント
- ZCU102 Rev 1.0 ボード
- XCZU9EG-FFVB1156 プロダクション デバイス
-
PCIe®
- PCIe カード (最低 x4 レーン)
- PCI Express 4x オスから PCIe 16x メスへの立ち上がりケーブル (PCIe カードが x4 よりも大きい場合)
- SATA
- SanDisk 128 GB SATA SSD ドライブ
- SATA コネクタ ケーブル
- 4 ピン Molex から SATA への電源ケーブル アダプター
- USB
- SanDisk Ultra 32 GB USB 3.0 フラッシュ メモリ ドライブ
- USB 3.0 Type A メスから Micro オスへのアダプター
必要なファイル
- PS-GTR をコンフィギュレーションする FSBL ELF (Executable and Linkable Format) ファイル (次の手順に沿って作成)
- コンフィギュレーション ビットストリーム ファイル (ボード設定によっては FPGA をカスタム コンフィギュレーションするのにオプション ファイルが必要になる場合もあります)
- FSBL を生成し、USB サポート用 (サポートがある場合) に C のソースを変更するための Tcl スクリプト
想定
- R5 (psu_cortexr5_0) は IBERT PS-GTR によってのみ使用されるので、FSBL は常に Cortex®-A53 プロセッサをターゲットにする必要があります。
- SATA ドライブ、PCIe カードなど、物理的なデバイスが検証用に必要です。