IBERT UltraScale+™ PS-GTR (IBERT PS-GTR) トランシーバーは、 Zynq® UltraScale+™ MPSoC デバイスで PS-GTR トランシーバーを評価および監視する目的で使用できます。この機能を使用すると、次のタスクを実行できます。
- ユーザー データを使用したアイ スキャンを実行
- PS-GTR 設定を変更
- リンク ステータスを表示
- すべての PS-GTR レーンで使用されるすべての位相ロック ループ (PLL) のロック ステータスをチェック
ただし、IBERT PS-GTR トランシーバーには次の機能がありません。
- 生の擬似乱数ビット列 (PRBS) データ パターンを使用したアイ スキャン
- ビット エラー率 (ビットまたはエラー カウンターなし) の測定
このソリューションは完全にソフトウェア ベースなので、デバイスのプログラマブル ロジック (PL) に IP やロジックは不要です。この資料では、FSBL (第 1 段階ブートローダー) を作成して PS-GTR トランシーバーを設定する方法を順を追って説明します。その後、実際に FSBL を Zynq UltraScale+ MPSoC に読み込み、IBERT PS-GTR を使用する方法を説明します。
ヒント: これは、
Vivado® Design Suite 2017.2 以降のバージョンでサポートされている機能です。