信号グリッチの修正および正しいステート マシン動作の検証 - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: プログラムおよびデバッグ (UG936)

Document ID
UG936
Release Date
2022-05-20
Version
2022.1 日本語
ボタンを押すときに、そのボタンが電気接触をしたり、その接触を切ったりするため、複数の遷移グリッチまたは「バウンス」が発生します。この信号バウンスをなくすには、「デバウンス」回路が必要です。
  1. KC705 ボードで DIP スイッチ (図 1 で「De-bounce Enable」と表示) の位置を ON または UP に設定し、デバウンス回路をイネーブルにします。
  2. ILA デバッグ コアでオートリトリガー モードをイネーブルにし、ILA コアで [Run Trigger] をクリックします。
    • 正弦波シーケンサー ボタンを 1 回押しても、GPIO_BUTTON_re[1] 信号で複数の遷移が見られなくなっていることを確認します。
    • ボタンを押すたびに、sineSel 信号が 00 から 01、10、11 へと遷移し、00 に戻るのを確認して、ステート マシンが正しく動作していることを検証します。