XSCT (ザイリンクス ソフトウェア コマンド ライン ツール) は、Vitis ツールのインタラクティブでスクリプト記述可能なコマンド ライン インターフェイスです。XSCT フローでは、Tcl スクリプトを実行する必要があります。
XSCT 自動フローを使用した生成
Cortex-A53 #0 (64 ビット) の FSBL を提供のスクリプトを使用して自動的に生成するには (USB がある場合は xfsbl_main.c/h ファイルも変更)、次の手順に従います。
- src/lab10/xsct_create_fsbl.tcl スクリプトを XSA ファイルのあるディレクトリにコピーします。Vivado ツールで XSA ファイルのデフォルト名を変更している場合は、Tcl スクリプトを変更できます。コンパイラのオプションを変える必要がある場合もスクリプトを変更できます。
- Linux の場合はターミナルを開きます。Windows の場合はコマンド プロンプトを開きます。
- XSA ファイルのあるディレクトリに移動します。
-
Vitis ツールのインストール ディレクトリから
xsct
を呼び出します。% xsct xsct_create_fsbl.tcl
- スクリプトか完了すると、生成された ELF ファイルのディレクトリが出力されます。