Vivado® Design Suite ではバッチ モードまたは Tcl モードで non_project_run.tcl スクリプトを実行できます。
- バッチ モードでは、読み出されたスクリプトが実行され、スクリプトが処理を完了すると、自動的にツールが終了します。
- Tcl モードでは、読み出されたスクリプトが実行され、スクリプトが完了すると、Tcl コマンドのプロンプトに戻ります。
- 演習ファイルが保存されているディレクトリに移動します。
- Linux:
cd <Extract_Dir>/lab_4
- Linux:
-
Vivado® Design Suite Tcl シェルを起動し、チュートリアル デザインを作成するための Tcl スクリプトを実行します。
- Linux:
vivado -mode tcl -source non_project_run.tcl
- Windows で Vivado Design Suite Tcl シェルを起動します。 をクリックして
- Linux:
- Tcl シェルでは次を実行します。
- 演習ファイルが保存されているディレクトリに移動します。
Vivado% cd <Extract_Dir>/lab_4
- デザインを作成する Tcl スクリプトを実行します。
Vivado% source non_project_run.tcl
スクリプトが完了すると、Tcl シェルに
Vivado%
プロンプトが表示されます。重要: Tcl スクリプトにエラーがあると、エラーが発生した時点でスクリプトは実行を停止します。このエラーを修正し、Tcl スクリプトを再実行する必要があります。Tcl モードで実行している場合は、close_project
で現在のプロジェクトを閉じるか、または、Tcl スクリプトを再び実行するため、Vivado を終了する必要があります。
スクリプトを実行すると、IP という名前のディレクトリが作成されます。デザインで使用されているさまざまな IP の出力ファイルがこのディレクトリに書き込まれます。レポート、デザイン チェックポイント、ビットストリームもディスクに書き込まれます。
- 演習ファイルが保存されているディレクトリに移動します。
- さらに解析を実行するには、Vivado IDE でデザインを開きます。Tcl プロンプトから Vivado IDE を開くには、「
start_gui
」と入力します。