手順 5: IP の DCP の作成 - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: IP を使用した設計 (UG939)

Document ID
UG939
Release Date
2022-06-10
Version
2022.1 日本語

Vivado® のデフォルト フローでは、IP の合成デザイン チェックポイントが使用されます。非プロジェクト フローで IP を参照する場合は、通常、Manage IP プロジェクトを使用して IP をカスタマイズします。その時点までに、出力ファイルを生成して DCP の使用をディスエーブルにしているか、または DCP を生成しておきます。FIFO Generator IP (char_fifo) の場合は、DCP を含め、すべての出力ファイルを生成してあります。ほかの 3 つの IP は、XCI または XCO ファイルのみで構成されているため、合成オプションを設定する必要があります。IP の DCP を作成するか、または最上位ロジックで合成するように設定します。

手順 3 では、Clocking Wizard IP の XCI ファイルでプロパティを設定し、DCP を使用しないように設定しました。この時点で、Block Memory Generator IP の DCP を生成します。

スクリプトに次の 2 行を追加して Block Memory IP、FIFO Generator IP、Accumulator IP の DCP を作成します。


synth_ip [get_ips blk_mem_gen_v7_3_0]
synth_ip [get_ips c_accum_0]
synth_ip [get_ips char_fifo

これで DCP ファイルが IP の XCI ファイルが含まれているディレクトリに作成および保存されます。