チュートリアルの演習のデザインは ZIP ファイルになっていて、ザイリンクスのウェブサイトからダウンロードできます。この ZIP ファイル内に、演習ごとのフォルダーがあります。チュートリアル デザイン ファイルにアクセスするには、次の手順に従ってください。
- ザイリンクス ウェブサイトからリファレンス デザイン ファイルをダウンロードします。
- ZIP ファイルの内容を書き込み可能なディレクトリに抽出します。
演習 1: 7 シリーズ 基本 DFX のフロー
このチュートリアルで使用するサンプル デザインは、led_shift_count_7s
という名前です。このデザインは、次のザイリンクス開発プラットフォームをターゲットにしています。
- KC705 (xc7k325t)
- VC707 (xc7vx485t)
- VC709 (xc7vx690t)
- AC701 (xc7a200t)
このデザインは非常に小型なので、データ サイズが最小限に抑えられ、最小限のハードウェア要件でチュートリアルを短時間で実行できます。
演習 2: UltraScale™ および UltraScale+™ の基本 DFX
このチュートリアルで使用するサンプル デザインは、led_shift_count_us
という名前です。このデザインは、次のザイリンクス開発プラットフォームをターゲットにしています。
- KCU105 (xcku040)
- VCU108 (xcvu095)
- KCU116 (xcku5p)
- VCU118 (xcvu9p)
演習 3: DFX RTL プロジェクト フロー
このチュートリアルで使用するサンプル デザインは、dfx_project
という名前です。これは、演習 1 で使用した led_shift_count
を変更したもので、カウンターとシフトのインスタンスが 1 つずつではなく、2 つのシフト インスタンスが含まれています。これで、パーティション タイプが同じであるインスタンスすべてに、1 つのパーティション定義が適用されることを学べるようになっています。このデザインは、次のザイリンクス開発プラットフォームをターゲットにしています。
- KC705 (xc7k325t)
- VC707 (xc7vx485t)
- VC709 (xc7vx690t)
- KCU105 (xcku040)
- KCU116 (xcku5p)
- VCU108 (xcvu095)
- VCU118 (xcvu9p)
演習 4: Vivado デバッグおよび DFX プロジェクト フロー
ここで使用されるサンプル デザインは、dfx_project_debug
という名前です。このデザインは、次のザイリンクス開発プラットフォームをターゲットにしています。
- KCU105 (xcku040)
- VCU108 (xcvu095)
- KCU116 (xcku5p)
- VCU118 (xcvu9p)
演習 5: 7 シリーズ デバイスの DFX Controller IP
このチュートリアルで使用するサンプル デザインは、dfxc_7s
という名前で、演習 1 で使用したデザインをベースにしています。このデザインは、次のザイリンクス開発プラットフォームをターゲットにしています。
- KC705 (xc7k325t)
- VC707 (xc7vx485t)
- VC709 (xc7vx690t)
演習 6: UltraScale デバイスの DFX Controller IP
このチュートリアルで使用するサンプル デザインは、dfxc_us
という名前です。このデザインは、VCU108 デモ ボード Rev 1.0 で使用するため xcvu095 デバイスをターゲットにし、演習 2 で使用したデザインをベースにしています。
演習 7: UltraScale+ デバイスの DFX Controller IP
このチュートリアルで使用するサンプル デザインは、dfxc_usp
という名前で、UltraScale デバイスの DFX Controller IP で使用されているデザインに、DFX イベントを管理するため
MicroBlaze™
マネージャーを追加したものです。このデザインは、VCU118 デモ ボードをターゲットにしています。
演習 8: Nested Dynamic Function eXchange
このチュートリアルのサンプル デザインは、シフト カウント デザインのバリエーションの 1 つで、8 つの LED すべてに対してシフターやカウンターをコンフィギュレーションしたり、8 つある LED のうち 4 つのみを変更して、より低い粒度でリコンフィギュレーションしたりできます。このデザインは、演習 4: KCU105、VCU108、KCU116、および VCU118 と同じ UltraScale および UltraScale+ 開発プラッ トフォームをターゲットにしています。
演習 9: Dynamic Function eXchange の抽象化シェル
このチュートリアルで使用するサンプル デザインは、abstract_shell
という名前で、演習 7 で使用したのと同じ UltraScale+ 開発プラットフォームである VCU118 をターゲットにしています。この演習では、非プロジェクト モードでの子 run でスタティック ロジックの大部分を除去することにより、Vivado コンパイル時間を短縮する方法を示します。
演習 10: IP インテグレーターでの DFX BDC プロジェクト フロー (Zynq UltraScale+)
このチュートリアルのサンプル デザインは、ZCU102 (xczu9eg) をターゲットとした単純なブロック デザイン例です。AXI GPIO が 2 つ挿入されます。1 つはスタティック領域、もう 1 つはダイナミック領域です。リコンフィギャラブル パーティションの作成を管理にはブロック デザイン コンテナーを使用し、各リコンフィギャラブル モジュールは新しいブロック デザインとして挿入されます。
演習 11: IP インテグレーターでの DFX BDC プロジェクト フロー (Versal)
このチュートリアルのサンプル デザインは、演習 10 のバリエーションで、VCK190 (xcvc1902) をターゲットにしています。デザインの違いはアーキテクチャの違いに基づくもので、NoC を使用して INI ポートをダイナミック領域に接続しており、DFX Decoupler はその機能が NoC に組み込まれているため削除されています。