手順 5: サンプル デザインの操作 - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: Dynamic Function eXchange (UG947)

Document ID
UG947
Release Date
2022-05-31
Version
2022.1 日本語

ボード上の文字が読みやすいように、ボードを置きます。LCD 画面が手前にあり、右側に電源、左側に JTAG があります。ボード右手前に 5 つのプッシュボタンがあり、中央右には PROG プッシュボタンがあります。これらのプッシュボタンの機能は次のとおりです。

  • PROG (SW4) – BPI フラッシュ メモリからデバイスをプログラム
  • 上 (SW10) – カウントアップのパーシャル ビット ファイルを読み込む
  • 下 (SW8) – カウントダウンのパーシャル ビット ファイルを読み込む
  • 右 (SW9) – 右シフトのパーシャル ビット ファイルを読み込む
  • 左 (SW6) – 左シフトのパーシャル ビット ファイルを読み込む
  • 中央 (SW7) – デザインをリセット
図 1. VCU108 デモ ボード上のプッシュボタン、スイッチ、接続

  1. PROG プッシュボタンを押して FPGA をプログラムします。右手奥に 8 つの GPIO LED があり、DONE LED が High になった後に操作を開始します。

    この時点で、GPIO バンクの左側の 4 ビットがカウントアップし、右側の 4 ビットが右にシフトしています。

  2. Shift Left および Shift Right ボタンを交互に押します。

    プッシュボタンを押すたびに、DFX Controller により BPI フラッシュ メモリからパーシャル ビット ファイルが読み出され、ICAP に配信され、その RP の機能が変更されます。この状態になると、どのボタンを押すかによって、LED のシフト方向が変更します。

  3. Count Down および Count Up ボタンを交互に押します。

    プッシュボタンを押しても、何も変わりません。DFX Controller をコンフィギュレーションしたとき、カウンターの仮想ソケットはシャットダウン モードで開始するようプログラムされていました。これをアクティブ モードに変更するまでは、どのハードウェアまたはソフトウェア トリガーにも反応しません。