手順 5: 追加リコンフィギャラブル モデルおよびコンフィギュレーションの追加 - 2022.1 日本語

Vivado Design Suite チュートリアル: Dynamic Function eXchange (UG947)

Document ID
UG947
Release Date
2022-05-31
Version
2022.1 日本語
  1. Vivado IDE でデザインを開いた状態で、Dynamic Function eXchange ウィザードを開きます。
  2. Edit Reconfigurable Modules ページで + ボタンをクリックし、新しい RM を追加します。
  3. <Extract_Dir>\Sources\hdl\shift_right_slow で shift_right_slow.v ファイルを選択し、OK をクリックします。
  4. [Reconfigurable Module Name] に「shift_right_slow」と入力し、OK をクリックしてから、Next をクリックします。
    図 1. 新規 RM shift_right_slow の追加

    [Edit Configurations] ページにコンフィギュレーションを自動作成するオプションがなくなっています。これは、既にコンフィギュレーションが 2 つ存在しているからです。既存のコンフィギュレーションをすべて削除するとこのオプションが再び表示されますが、そうすると、すべてのコンフィギュレーションがまた作成され、既に生成されている結果ファイルがすべて削除されます。

  5. [+] ボタンをクリックして新しいコンフィギュレーションを作成し、config_right_slow という名前を付けて ENTER キーを押します。各リコンフィギャラブル パーティションのインスタンスに shift_right_slow を選択します。
    図 2. config_right_slow コンフィギュレーションの作成

  6. Next をクリックして [Configuration Runs] に進みます。[+] ボタンをクリックして、次のプロパティを設定し、コンフィギュレーションを新規作成します。
    • [Run]: child_1_impl_1 - 既存のルールに合わせた名前の run です。
    • [Parent]: impl_1 - このコンフィギュレーションは、既存の親 run の子 run になります。
    • [Configuration]: config_right_slow - 先ほど定義した新規 RM のコンフィギュレーションです。
  7. OK をクリックして、この新しいコンフィギュレーション run を追加します。
    図 3. 新しいコンフィギュレーション run の作成

    この新しいコンフィギュレーションは、既存の impl_1 の子で、config_left の場合と同じように、スタティック デザイン インプリメンテーションの結果を再利用します。この時点で 3 つの run があり、そのうち 2 つが最初の親の子です。緑色のチェック マークは、これらの run のうち 2 つが現在完了していることを示しています。

    図 4. 新しく子 run として追加された config_right_slow コンフィギュレーション

  8. Next をクリックし、さらに Finish をクリックして、この新規コンフィギュレーション run を構築します。
    図 5. 新しく追加された OOC 合成 run およびコンフィギュレーション run

  9. この新しく追加した子インプリメンテーション run を選択して右クリックし、[Launch Runs] をクリックします。これで、shift_right_slow モジュールに対し OOC 合成が実行され、それからロックされたスタティック デザインのコンテキスト内でこのモジュールがインプリメントされます。