Platform Setup ウィンドウには、Vitis 環境内のハードウェア アクセラレータに使用できるインターフェイスが自動的にすべてリストされます。このウィンドウには、次の図に示すように、3 つのセクションがあります。
左側の Settings セクションでは、プラットフォーム ブロック デザインの異なるタイプのインターフェイスを選択できます。インターフェイス タイプには、AXI Port (AXI ポート)、AXI Stream Port (AXI4-Stream ポート)、Clock (クロック)、Interrupt (割り込み)、および Memory (メモリ) があります。該当するインターフェイスがない場合は、淡色表示されます。
右側のセクションには、ブロック デザインに含まれる各インターフェイス タイプのプラットフォーム特定のプロパティを設定する表が示されます。この表には、該当するインターフェイス タイプを含むブロックと、その下にインターフェイスのリストが表示されます。このリストにインターフェイスが表示される場合は、エクスポート可能です。表には、各インターフェイスをプラットフォーム インターフェイスとしてイネーブル/ディスエーブルにする列があります。すべてのインターフェイスをイネーブル/ディスエーブルにするか、特定のインターフェイスをイネーブルにできます。この表では、展開を閉じたり開いたり、またはイネーブルのインターフェイスのみを表示したりできます。
インターフェイスを設定すると、ツールにより自動的に検証されます。各インターフェイスの検証結果は、Settings セクションにチェック マークまたはエラー アイコンとして表示され、追加情報が右下のエリアに表示されます。エラー メッセージが表示されなくなったら、プラットフォーム インターフェイスをエクスポートできます。
Platform Setup ウィンドウの Export Platform ボタンをクリックすると、ハードウェア プラットフォームをエクスポートするウィザードが起動します。ブロック デザインに未保存の変更がある場合やブロック デザインが生成されていない場合は、エクスポート ウィザードを起動する前に保存または生成を実行するようメッセージが表示されます。検証エラーがある場合は、Export Platform ボタンは淡色表示され、クリックできません。