ブロック デザインには、表示プリセットが複数あります。
図 1. ブロック デザイン キャンバスのオブジェクト表示を制御するプリセット
これらのプリセット オプションには、次のようなものがあります。
- Default View
- [Default View] には、[Layers]、[Colors]、および [General] タブからの選択済みオプションが含まれます。
- Interface View
- ブロック デザイン キャンバスのインターフェイス レベルの接続のみを表示します。このビューを選択すると、その他のネットは表示されません。インターフェイスのない IP しかブロック デザインに含まれない場合は、すべての IP がブロック デザインから消えます。図 2. [Interface View]
- Reduced Jogs
- さまざまな終点に接続されるブロック デザインのネットの曲がった部分を削減します。たとえば、次の図はこのオプションの効果を示しています。図 3. [Reduced Jogs] ビュー
ネットがまっすぐになるように、ピン A、B、CLK が移動されています。
- No Loops
- 終点間のネット接続のループバックを削減するように、セルのピンの位置を再調整します。通常、入力 (またはスレーブ インターフェイス) はセル インスタンス シンボルまたはブロックの左側に、出力 (またはマスター インターフェイス) はシンボルの右側に表示されます。このオプションを選択すると、次の図のように、ループバックを削減するために入力/出力 (またはマスター/スレーブ) ピンの位置を変更できます。図 4. [No Loops] ビュー
- Grouping and No Loops
- このプリセットは、ピン グループの作成とループ削減を組み合わせたものです。
- Color Coded
- 次の図のように、クロック、リセット、インターフェイスなど、何が接続されているかによって、ネットが別の色で表示されます。 図 5. [Color Coded] ビュー
- Addressing View
- このビューを選択すると、シンプルにブロック デザイン キャンバスのアドレス接続のみが表示されます。ほかのネットは表示されず、アドレス パスに属さない IP はブロック デザイン キャンバスには表示されません。
- Save As New View
- プリファレンスに基づいて複数のオプションを選択し、新しいカスタム ビューを作成できます。[Settings] ダイアログ ボックスの [Layers]、[Colors]、[General] タブからオプションを選択すると、そのビューをカスタム ビューとして保存できます。このオプションを選択すると、[Save View As] ダイアログ ボックスが開き、ビューに名前を付けることができます。図 6. [Save View As] ダイアログ ボックス
ビューを保存すると、 Vivado® IDE に含まれるようになり、Vivado IDE で開くすべてのプロジェクトで使用できるようになります。
図 7. 保存したビュー - Remove View
- 前述のように作成したカスタム ビューは、[Remove View] オプションを選択すると削除できます。プリセット ビューはこのオプションで削除できません。
- Reset View
- ビューを Vivado のデフォルト設定に戻すには、[Reset View] を選択します。