IP インテグレーターでデザインを作成したら、図にブロックを追加し、必要に応じてブロックを設定して、インターフェイス レベルの接続またはネット接続を実行し、インターフェイスまたはポートを追加します。
IP インテグレーターでの接続は簡単です。カーソルを IP ブロックのインターフェイスまたはピン コネクタの近くに移動すると、カーソルの形が鉛筆形に変わります。IP ブロックのインターフェイスまたはピン コネクタをクリックし、マウス ボタンを押したまま接続先のブロックまでドラッグします。
信号レベルまたはバス レベルの接続は、シンボル上に細い接続線で表示されます。接続では、バスは信号と同様に扱われます。インターフェイス レベルの接続は、次の図の SLMB インターフェイス ピンに示すように、接続ボックスがシンボル上に表示されます。
接続する際、接続が可能である接続先 (信号またはインターフェイス) には緑色のチェック マークが表示されます。
信号がインターフェイスとしてグループ化されていると、インターフェイスのすべての信号およびバスを互換性のあるインターフェイス ピンにすばやく接続できます。互換性のあるインターフェイスも、緑色のチェックマークで示されます。ザイリンクスでは標準 AXI プロトコルおよびその他の標準信号を含む多くのインターフェイス定義を提供していますが、レガシまたはカスタム インプリメンテーションの中には独自の IP 信号プロトコルを含むものもあります。独自のインターフェイスを定義して使用されるべき信号セットを指定し、これらの信号が IP 間に存在するようにできます。詳細は、 『Vivado Design Suite ユーザー ガイド: カスタム IP の作成とパッケージ』 (UG1118) のこのセクションを参照してください。