Vitis HLS - 2023.2 日本語

Vitis チュートリアル: 入門 (XD098)

Document ID
XD098
Release Date
2023-11-13
Version
2023.2 日本語

バージョン: Vitis 2023.2

概要

Vitis 高位合成 (HLS) は、C/C++ コードを RTL コードにコンパイルして、AMD デバイスのプログラマブル ロジック (PL) 領域にインプリメンテーションできるようにします。これは、C/C++ コードの高位合成を実行して、それを Vivado Design Suite およびエンベデッド ソフトウェア開発フローで使用する場合は Vivado IP (.zip)、アクセラレーション フローおよびヘテロジニアス システム デザインで使用する場合は Vitis カーネル (.xo) としてエクスポートするツールです。Vitis カーネルおよび Vivadp IP フローはよく似ていますが、Vitis HLS コンポーネントの概要に説明されているように、基本的な違いがあります。このチュートリアルでは、HLS デザインのボトムアップ開発用の Vitis Unified IDE フローを示します。

開始前の確認事項

このチュートリアルでは、次を使用します。

  • BASH Linux シェル コマンド。

  • 2023.2 Vitis コア開発キット リリース。

重要:

  • 例を実行する前に、『Vitis 統合ソフトウェア プラットフォームの資料』 (UG1416) のアプリケーション アクセラレーション開発フローのインストールの手順に従って、Vitis コア開発キットをインストールしてください。

  • AMD Alveo™ データセンター アクセラレータ カードでアプリケーションを実行する場合は、各 Alveo カードのリンク先の [資料] タブに表示される資料で説明されるように、カードとソフトウェア ドライバーを正しくインストールしてください。

Vitis を実行する環境の設定

Vitis を実行する環境を設定するには、次のスクリプトを実行して、特定のコマンド シェルで実行する環境を設定します。

source <Vitis_install_path>/Vitis/2023.2/settings64.sh
source /opt/xilinx/xrt/setup.sh

注記: .csh スクリプトも提供されていますが、このチュートリアルでは bash シェルが使用されていることを前提としています。

インストールしたデータセンター プラットフォームまたはエンベデッド プラットフォームのディレクトリを指定するには、次の環境変数を設定します。

export PLATFORM_REPO_PATHS=<path to platforms>

注記: Ubuntu ディストリビューションによっては、Vitis を正しく設定するために LIBRARY_PATH もエクスポートする必要があります。

export LIBRARY_PATH=/usr/lib/x86_64-linux-gnu

詳細は、アンサー 73698 を参照してください。

チュートリアル リファレンス ファイルの入手

  1. リファレンス ファイルを入手するには、ターミナルに「git clone https://github.com/Xilinx/Vitis-Tutorials」と入力します。

  2. Getting_Started/Vitis_HLS ディレクトリに移動し、reference-files ディレクトリにアクセスします。

次の手順

このチュートリアルでは、HLS コンポーネントを作成するための Vitis Unified IDE の使用について説明します。


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