バージョン: Vitis 2023.2
概要
Vitis 高位合成 (HLS) は、C/C++ コードを RTL コードにコンパイルして、AMD デバイスのプログラマブル ロジック (PL) 領域にインプリメンテーションできるようにします。これは、C/C++ コードの高位合成を実行して、それを Vivado Design Suite およびエンベデッド ソフトウェア開発フローで使用する場合は Vivado IP (.zip)、アクセラレーション フローおよびヘテロジニアス システム デザインで使用する場合は Vitis カーネル (.xo) としてエクスポートするツールです。Vitis カーネルおよび Vivadp IP フローはよく似ていますが、Vitis HLS コンポーネントの概要に説明されているように、基本的な違いがあります。このチュートリアルでは、HLS デザインのボトムアップ開発用の Vitis Unified IDE フローを示します。
開始前の確認事項
このチュートリアルでは、次を使用します。
BASH Linux シェル コマンド。
2023.2 Vitis コア開発キット リリース。
Vitis を実行する環境の設定
Vitis を実行する環境を設定するには、次のスクリプトを実行して、特定のコマンド シェルで実行する環境を設定します。
source <Vitis_install_path>/Vitis/2023.2/settings64.sh
source /opt/xilinx/xrt/setup.sh
注記: .csh スクリプトも提供されていますが、このチュートリアルでは bash シェルが使用されていることを前提としています。
インストールしたデータセンター プラットフォームまたはエンベデッド プラットフォームのディレクトリを指定するには、次の環境変数を設定します。
export PLATFORM_REPO_PATHS=<path to platforms>
注記: Ubuntu ディストリビューションによっては、Vitis を正しく設定するために LIBRARY_PATH もエクスポートする必要があります。
export LIBRARY_PATH=/usr/lib/x86_64-linux-gnu
詳細は、アンサー 73698 を参照してください。
チュートリアル リファレンス ファイルの入手
リファレンス ファイルを入手するには、ターミナルに「
git clone https://github.com/Xilinx/Vitis-Tutorials
」と入力します。Getting_Started/Vitis_HLS
ディレクトリに移動し、reference-files
ディレクトリにアクセスします。
次の手順
このチュートリアルでは、HLS コンポーネントを作成するための Vitis Unified IDE の使用について説明します。
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