LCPLL のリセット

Versal ACAP GTY および GTYP トランシーバー アーキテクチャ マニュアル (AM002)

Document ID
AM002
Release Date
2021-05-05
Revision
1.2 日本語

LCPLL は、使用前にリセットが必要です。各トランシーバー クワッドには、2 つの LCPLL のそれぞれに対する専用のリセット ポートがあります。次の図に示すように、LCPLLRESET は LCPLL をリセットする入力信号です。LCPLLLOCK は、リセット プロセスの完了を示す出力信号です。この非同期 LCPLLRESET 信号のパルス幅のガイドラインは、基準クロックの 1 周期分です。1 回の LCPLLRESET パルスの後、内部リセット コントローラーが内部 LCPLL リセットを生成し、この後に内部 SDM リセットが実行されます。LCPLL がロックするまでの時間は、帯域幅の設定やクロック周波数などの影響を受けます。

図 1. LCPLL リセットのタイミング図