コンフィギュレーションの完了に応答するトランシーバー マスター TX のリセット

Versal ACAP GTY および GTYP トランシーバー アーキテクチャ マニュアル (AM002)

Document ID
AM002
Release Date
2021-05-05
Revision
1.2 日本語

図 1 に示す TX リセット シーケンスは、グローバル GSR 信号に続いて自動的に開始されることはありません。

次の条件を満たす必要があります。

  1. TXRESETMODE をシーケンシャル モードに設定している。
  2. TXPMARESETMASK と TXPCSRESETMASK のすべてのビットが High に設定されている。
  3. PLL の選択、PROGDIV の選択、および使用するチャネルに応じて MST_RESET_CFG 属性のビットを適切に設定している。
  4. MSTTXRESET を使用する。
  5. マスター リセットの実行中、LC/RPLLRESET、TXPROGDIVRESET、PCSRSVDIN[7] (TXDAPIRESET)、および GTTXRESET を Low に保持する。
  6. MSTTXRESET を解放する前に、GTPOWERGOOD が High であることを確認する。

リセット モードがデフォルトでシングル モードになると、次を実行する必要があります。

  1. リセット モードをシーケンシャル モードに変更します。
  2. TXPMARESETMASK と TXPCSRESETMASK のすべてのビットが High に変化している必要があります。
  3. さらに 300 ~ 500ns 間待機します。
  4. MSTTXRESET を解放します。
図 1. コンフィギュレーション後のマスター リセット コントローラーによるトランスミッターの初期化