トランシーバー RX コンポーネントのリセット

トランシーバー RX コンポーネントは、シーケンシャル モードまたはシングル モードのいずれかで個別にリセットできます。これらのリセットは、主に特別な場合に使用され、特定のサブセクションのリセットが必要な場合にのみ実行します。

GTRXRESET を High から Low へ駆動すると、コンポーネント リセットのプロセスが開始します。リセット実行中は、RXPMARESETMASK と RXPCSRESETMASK のすべてのビットおよび RXRESETMODE を一定に維持する必要があります。

RXRESETMODE をシーケンシャル モードに設定した場合、内部リセットは RXPMARESETMASK および RXPCSRESETMASK の選択に基づいて逐次的にトグルされます。RXRESETMODE をシングル モードに設定した場合、内部リセットは RXPMARESETMASK および RXPCSRESETMASK の選択に基づいて同時にトグルされます。

シーケンシャル モードで RX PCS をリセットする場合、RX リセットを完了するには、内部 PCS リセット信号が解放される前に RXUSERRDY を High にトグルアサートする必要があります。

RX の各コンポーネントに対してシングル リセットを実行するには、ダイレクト シングル リセット ポートの EYESCANRESET、RXOOBRESET、RXCDRRESET、RXPRBSCNTRESET、および RXDPPCSRESET を使用します。ダイレクト シングル リセット ポートをトグルすると、RXPMARESETMASK、RXPCSRESETMASK、および RXRESETMODE の選択にかかわらずシングル リセットが実行されます。これらのポートは、GTRXRESET によって駆動されるシーケンシャルまたはシングル リセット中は Low に維持する必要があります。

次の表に、一般的な状況で推奨されるレシーバーのリセット方法を示します。