複数のレートを含むウィザードで生成されたデザインで、ユーザーがデバイス レジスタを手動で変更した場合、予測不可能な動作が起こる可能性があります。ユーザーが手動で設定したレジスタがレート変更シーケンスの一部である場合、そのレジスタの値はレート変更手順中に上書きされます。
レート変更アルゴリズムは、レジスタが手動で上書きされる前の元のデバイスの状態を記録しません。つまり、レート変更シーケンスの一部ではないレジスタをユーザーが変更した場合、各レート変更手順の後、そのレジスタはデフォルトの状態に戻されません。このため、ユーザーが手動で変更したレジスタが最適な状態にならず、新しいライン レートの設定に性能上の問題が発生する可能性があります。したがって、各レート変更の前後に手動で変更したレジスタ値をすべて記録し、必要に応じてこのマニュアルの推奨事項に従って修正することは、ユーザーの責任となります。