ここでは、2 セットの PD を持つ MMCM と XPLL のネットリスト トポロジおよびクロック マネージャー設定を表にまとめます。CLKIN/CLKOUTx と別の CLKOUTx を安全なタイミングとするには、これらの表に従う必要があります。
これらの表に示した条件を解釈するには、次の表記規則を参照してください。
- 条件付き
- ヘッダーに示した条件を満たす場合のみ、目的の信号は安全なタイミングとなります。「既知のスキュー」とは、目的の信号間のタイミングをタイマーで計算できることを示しています。
- N/A
- ヘッダーに示した条件にかかわらず、目的の信号は常に安全なタイミングとなります。
表 1. CLKIN に対して安全なタイミングとなる CLKOUTx 設定
CLKOUTx_PHASE_CTRL |
既知のスキュー CLKIN→CLKIN1_DESKEW |
既知のスキュー CLKIN→CLKIN2_DESKEW |
既知のスキュー CLKIN1_DESKEW→CLKIN2_DESKEW |
参考情報: 位相シフトの制御方法 |
00 |
N/A |
N/A |
N/A |
固定位相 (スキュー調整なし) |
10 |
N/A |
N/A |
N/A |
位相シフト インターフェイス
1
|
01 |
条件による |
N/A |
N/A |
PD1 |
11 |
N/A |
条件による |
N/A |
PD2 |
- 最初の位相に基づくタイミングで、CLKOUTx_PHASE_CTRL=00 と同じです。
|
表 2. CLKOUTy に対して安全なタイミングとなる CLKOUTx 設定 (CLKOUTy_PHASE_CTRL=00 または 10)
CLKOUTx_PHASE_CTRL |
既知のスキュー CLKIN→CLKIN1_DESKEW |
既知のスキュー CLKIN→CLKIN2_DESKEW |
既知のスキュー CLKIN1_DESKEW→CLKIN2_DESKEW |
参考情報: 位相シフトの制御方法 |
00 |
N/A |
N/A |
N/A |
固定位相 (スキュー調整なし) |
10 |
N/A |
N/A |
N/A |
位相シフト インターフェイス
1
|
01 |
条件による |
N/A |
N/A |
PD1 |
11 |
N/A |
条件による |
N/A |
PD2 |
- 最初の位相に基づくタイミングで、CLKOUTx_PHASE_CTRL=00 と同じです。
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表 3. CLKOUTy に対して安全なタイミングとなる CLKOUTx 設定 (CLKOUTy_PHASE_CTRL=01)
CLKOUTx_PHASE_CTRL |
既知のスキュー CLKIN→CLKIN1_DESKEW |
既知のスキュー CLKIN→CLKIN2_DESKEW |
既知のスキュー CLKIN1_DESKEW→CLKIN2_DESKEW |
参考情報: 位相シフトの制御方法 |
00 |
条件による |
N/A |
N/A |
固定位相 (スキュー調整なし) |
10 |
条件による |
N/A |
N/A |
位相シフト インターフェイス
1
|
01 |
N/A |
N/A |
N/A |
PD1
2
|
11 |
N/A |
N/A |
条件による |
PD2 |
- 最初の位相に基づくタイミングで、CLKOUTx_PHASE_CTRL=00 と同じです。
- CLKOUTx と CLKOUTy を同じ周波数とする必要があります。これは、CLKOUTx_DIVIDE 設定が同じであることと等価です。詳細は、スキュー調整の動作 を参照してください。
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表 4. CLKOUTy に対して安全なタイミングとなる CLKOUTx 設定 (CLKOUTy_PHASE_CTRL=11)
CLKOUTx_PHASE_CTRL |
既知のスキュー CLKIN→CLKIN1_DESKEW |
既知のスキュー CLKIN→CLKIN2_DESKEW |
既知のスキュー CLKIN1_DESKEW→CLKIN2_DESKEW |
参考情報: 位相シフトの制御方法 |
00 |
N/A |
条件による |
N/A |
固定位相 (スキュー調整なし) |
10 |
N/A |
条件による |
N/A |
位相シフト インターフェイス
1
|
01 |
N/A |
N/A |
条件による |
PD1 |
11 |
N/A |
N/A |
N/A |
PD2
2
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- 最初の位相に基づくタイミングで、CLKOUTx_PHASE_CTRL=00 と同じです。
- CLKOUTx と CLKOUTy を同じ周波数とする必要があります。これは、CLKOUTx_DIVIDE 設定が同じであることと等価です。詳細は、スキュー調整の動作 を参照してください。
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