次の表に、MMCM のポートを示します。
ポート名 | I/O | 説明 |
---|---|---|
CLKIN1 | 入力 | 通常のクロック入力です。 |
CLKIN2 | 入力 | MMCM 基準クロックのセカンダリ クロック入力です。 |
CLKFBIN | 入力 | フィードバック クロック入力です。 |
CLKINSEL | 入力 | クロック入力マルチプレクサーのステートを制御します (High = CLKIN1、Low = CLKIN2)。CLKINSEL は MMCM 基準クロックを動的に切り替えます。 |
CLKOUT[0:6] | 出力 | ユーザー設定可能なクロック出力 (0 ~ 6) です。ユーザー制御可能な VCO 位相出力を 2 ~ 512 の範囲で分周したものです。出力クロックは (位相シフトしない限り) 互いに位相が揃っており、適切なフィードバック構成によって入力クロックとも位相が一致します。 |
CLKFBOUT | 出力 | 専用の MMCM フィードバック出力です。 |
CLKINSTOPPED | 出力 | 入力クロックが停止したことを示すステータス ピンです。 |
CLKIN1_DESKEW | 入力 | 1 つの異なる CLKOUT ネットワーク間のクロック ネットワーク遅延のスキュー調整に使用する位相検出器 2 ブロックへのプライマリ クロック入力です。 |
CLKFB1_DESKEW | 入力 | クロック ネットワーク遅延のスキュー調整に使用する位相検出器 1 ブロックへのセカンダリ (フィードバック) クロック入力です。 |
CLKIN2_DESKEW | 入力 | 2 つの異なる CLKOUT ネットワーク間のクロック ネットワーク遅延のスキュー調整に使用する位相検出器 2 ブロックへのプライマリ クロック入力です。 |
CLKFB2_DESKEW | 入力 | クロック ネットワーク遅延のスキュー調整に使用する位相検出器 2 ブロックへのセカンダリ (フィードバック) クロック入力です。 |
CLKFBSTOPPED | 出力 | フィードバック クロックが停止したことを示すステータス ピンです。 |
DADDR[6:0] | 入力 | ダイナミック リコンフィギュレーションのアドレス入力です。使用しない場合はすべてのビットを 0 にする必要があります。 |
DI[15:0] | 入力 | ダイナミック リコンフィギュレーションのデータ入力です。使用しない場合はすべてのビットを 0 にする必要があります。 |
DO[15:0] | 出力 | ダイナミック リコンフィギュレーション使用時に MMCM のデータ出力が現れます。 |
DRDY | 出力 | MMCM のダイナミック リコンフィギュレーション機能の DEN 信号に対する応答信号です。 |
DWE | 入力 | DI データの DADDR アドレスへの書き込みを制御するイネーブル信号です。使用しない場合は Low に接続する必要があります。 |
DEN | 入力 | ダイナミック リコンフィギュレーション機能を使用するかを制御します。ダイナミック リコンフィギュレーション機能を使用しない場合は、Low に接続する必要があります。 |
DCLK | 入力 | ダイナミック リコンフィギュレーション ポートの基準クロックです。 |
LOCKED | 出力 | MMCM が正しく動作するためにロックする必要のあるすべての機能がロック状態にあることを示します。つまり、LOCKED_FB と LOCKED1/2_DESKEW (使用している場合のみ) の論理積 (AND) です。 |
LOCKED_FB | 出力 | MMCM の位相があらかじめ定義されたウィンドウ内で揃い、周波数があらかじめ定義された PPM 範囲内で一致したことを示す MMCM からの出力です。電源投入後、MMCM は自動的にロックし、追加のリセットは不要です。入力クロックが停止した場合や、位相が揃わなくなった場合 (入力クロックの位相シフトなど)、LOCKED はディアサートされます。LOCKED がディアサートされた後は MMCM をリセットする必要があります。 |
LOCKED1/2_DESKEW | 出力 | スキュー調整回路がロックしていることを示します。デザインで使用しているスキュー調整回路にのみ適用されます。未使用のスキュー調整回路のこの出力は無視してください。 |
PSCLK | 入力 | 位相シフト クロックです。 |
PSEN | 入力 | 位相シフト イネーブルです。 |
PSINCDEC | 入力 | 位相シフトの増減を制御します。 |
PSDONE | 出力 | 位相シフト完了を示します。 |
RST | 入力 | 非同期リセット信号です。RST 信号は MMCM の非同期リセットです。この信号がリリースされると、MMCM は同期して再び有効になります (つまり、MMCM の再イネーブル)。入力クロックの条件 (周波数など) が変更されるとリセットが必要です。 |
PWRDWN | 入力 | インスタンシエートされた未使用の MMCM への電力供給を停止します。 |
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ヒント: クロッキング ウィザードによって生成されたポート名は、プリミティブで使用されるポート名と異なる場合があります。