BUFGCTRL コンフィギュレーションから派生したクロック イネーブル付きの BUFGMUX_CTRL を使用すると、入力クロックを選択できます。クロック イネーブルを使用し、出力を無効にすることも可能です。次の図に、BUFGCTRL を使用したサンプル デザインとそのタイミング図を示します。
図 1. BUFGCTRL を使用した CE 付き BUFGMUX_CTRL
図 2. CE 付き BUFGMUX_CTRL のタイミング図
- タイム イベント 1 で出力 O に入力 I0 が選択されます。
- タイム イベント 2 の前に S が High にアサートされます。
- タイム イベント 2 より TBCCKO_O 後に、出力 O が入力 I1 に切り替わります。これは、I0 が High から Low になり、I1 が High から Low になると発生します。
- タイム イベント 3 より TBCCCK_CE 前に、CE が Low にアサートされます。グリッチ発生を回避するため、クロック出力は Low に切り替わり、I1 が High から Low に切り替わった後も Low に保たれます。