SYSMON には、2 つの外部コマンド インターフェイスがあります。I2C モードと PMBus モードは、類似する I2C 転送構造を採用していますが、PMBus モードは標準的な PMBus コマンド インターフェイスを使用します。SYSMON の I2C/PMBus アドレスと MIO/EMIO ピン配置は、Control/Interface/Processing IP で設定でき、SYSMON へのアクセスを可能にします。PMBUS インターフェイスにおける SYSMON レジスタへの直接アクセスは、CIPS IP 内のメーカー固有のコマンドを限定することで制限できます。
重要: バンク 500 および 501 で 2.5V または 3.3V を使用するデザインでは、VC1902、VC1802、VM1802、VM1302、VM1402 のすべてのパッケージとスピード グレードの組み合わせにおいて、I2C/PMBus の制限が存在します。詳細は、
『Versal AI コア シリーズ プロダクション エラッタ』 (EN313) および
『Versal プライム シリーズ プロダクション エラッタ』 (EN314) を参照してください。
いくつかのスレーブ アドレスは I2C および SMBus 規格の両方で予約されているため、I2C または PMBus 制御インターフェイスには設定できません。次の表に、これらのアドレスを示します。SYSMON の I2C/PMBus インターフェイスは、SYSMON が設定されるまで無効です。SYSMON のアドレスは、Control/Interface/Processing IP でのみ設定可能です。重要: SYSMON の I2C/PMBus インターフェイスは、SYSMON でインターフェイスが有効に設定されるまで無効です。
予約済みアドレス | 規格 | |
---|---|---|
000 0XXX |
0x00 - 0x07
|
I2C および SMBus |
000 1000 |
0x08
|
SMBus |
000 1001 |
0x09
|
SMBus |
000 1011 |
0x0B
|
SMBus |
000 1100 |
0x0C
|
SMBus |
010 1000 |
0x28
|
SMBus |
010 1100 |
0x2C
|
SMBus |
011 0111 |
0x37
|
SMBus |
100 00XX |
0x40 - 0x43
|
SMBus |
100 0100 |
0x44
|
SMBus |
110 0001 |
0x61
|
SMBus |
111 1XXX |
0x78 - 0x7F
|
I2C および SMBus |