システム モニターは、SYSMON_PMC レジスタ モジュールによって制御されます。ソフトウェア コードからこのレジスタ モジュールにアクセスすることで、システム モニターを設定および制御します。これらのレジスタは、結果の読み出しや割り込み警告の設定に使用することもできます。割り込みを有効化すると、システム割り込みを生成できます。システム割り込みは PS および PMC にルーティングされます。
PMC/PS において、このレジスタ モジュールはベース アドレス 0xF127_0000
に対してメモリ マッピングされています。これは、PMC インターコネクトに接続された 32 ビット APB プログラミング インターフェイスです。レジスタ モジュールへのアクセスは、システム モニターに到達する前に、PMC AMD ペリフェラル保護ユニット (PMC_XPPU) を介してルーティングされます。このプログラミング インターフェイスは、PL 内でインスタンシエートされたプロセッサを含め、あらゆるプロセッサからアクセスされる可能性があります。
重要: PMC レジスタ モジュールへのアクセスは PMC_XPPU により制限できます。SYSMON_PMC レジスタに必要なアクセスを確保するため、PMC_XPPU の設定には注意が必要です。
PL プロセッサを PL - PS 間 AXI インターフェイス (例: S_AXI_LPD) に接続することで、PL プロセッサがレジスタ モジュール プログラミング インターフェイスにアクセスできます。また、このパスには LPD が起動していることが必要です。
PMC/PS アクセス パス、4 GB アドレス マップ、システム割り込みについては、 『Versal アダプティブ SoC テクニカル リファレンス マニュアル』 (AM011) を参照してください。