次の表では、SYSMON に使用されるピンの機能について説明します。これらは、デバイス パッケージの PMC 部分にある SYSMON 専用ピンです。
パッケージ ピン | タイプ | 説明 |
---|---|---|
VCCAUX_SMON | 電源 | ADC および SYSMON 内のその他のアナログ回路用のアナログ電源ピンです。このピンは 1.5V VCCAUX_PMC 電源に接続する必要があります。詳細およびフィルターに関する注意点は、アナログ電源とグランド を参照してください。このピンは GND に接続できません。 |
VP | 専用アナログ入力 | 専用差動アナログ入力チャネル (VP/VN) の正側の入力端子です。このチャネルは柔軟性に優れ、多様なタイプのアナログ入力信号に対応しています。詳細は、外部アナログ入力 を参照してください。使用しない場合は GND_SMON に接続してください。 |
VN | 専用アナログ入力 | 専用差動アナログ入力チャネル (VP/VN) の負側の入力端子です。このチャネルは柔軟性に優れ、多様なタイプのアナログ入力信号に対応しています。詳細は、外部アナログ入力 を参照してください。使用しない場合は GND_SMON に接続してください。 |
GND_SMON | 電源 | ADC および SYSMON 内のその他のアナログ回路のグランド基準ピンです。アナログ電源とグランド の SYSMON ピン配置要件の図に示すように、分離用フェライト ビーズを介してシステム グランドに接続できます。ミックスド シグナル システムでは、可能な限りアナログ グランド プレーンに接続してください。その場合、フェライト ビーズは不要です。詳細は、アナログ電源とグランド を参照してください。 |
VREFP | 基準電圧入力 | このピンは外部の 1.024V 高精度基準電圧 IC に接続できます。このピンは、VREFN 信号と共に 1.024V の差動電圧を供給するアナログ信号として扱ってください。これを GND_SMON に接続することで、オンチップの基準電圧ソースがアクティブになります (アナログ電源とグランド の SYSMON ピン配置要件の図を参照)。外部基準電圧を供給しない場合でも GND_SMON に接続してください。詳細は、基準電圧入力 (VREFP および VREFN) を参照してください。 |
VREFN | 基準電圧入力 | このピンは外部の 1.024V 高精度基準電圧 IC の GND ピンに接続してください。このピンは、VREFP 信号と共に 1.024V の差動電圧を供給するアナログ信号として扱ってください。外部基準電圧を供給しない場合でも GND_SMON に接続してください。詳細は、基準電圧入力 (VREFP および VREFN) を参照してください。 |
I2C_SCLK/SMBCLK | 多目的 MIO ピンに割り当て可能な SYSMON I2C/PMBUS ポート | SYSMON への I2C または PMBUS インターフェイスをサポートするために使用可能な I2C/PMBUS ポート (オプション) です。I2C/PMBUS インターフェイスが使用されているときのみ、アクティブになります。 |
I2C_SDA/SMBDAT | 多目的 MIO ピンに割り当て可能な SYSMON I2C/PMBUS ポート | SYSMON への I2C または PMBUS インターフェイスをサポートするために使用可能な I2C/PMBUS ポート (オプション) です。I2C/PMBUS インターフェイスが使用されているときのみ、アクティブになります。 |
SMBALERT | 多目的 MIO ピンに割り当て可能な SYSMON PMBUS ポート | オプションの PMBus アラートです。Low の場合、PMBUS コマンドを使用してクリアする必要のあるシステム故障を示します。PMBUS インターフェイスが使用されているときのみ、アクティブになります。電圧警告と温度警告の両方が SMBALERT のアサートをトリガーします。 |