デバイス温度がユーザー定義の温度しきい値を超過すると、温度超過 (OT) 警告がアサートされます。OT シャットダウンが有効の場合、PMC の OT 警告がアサートされて温度超過状態が発生したことが示されます。OT_TEMP_TH_LOWER レジスタおよび OT_TEMP_TH_UPPER レジスタがしきい値を決定し、ALARM_CONFIG レジスタがアラームのビヘイビアーを制御します。これらのレジスタと関連するドライバーの詳細は、SYSMON レジスタ および 『Versal アダプティブ SoC レジスタ リファレンス』 (AM012) の「SYSMON_PMC モジュール」を参照してください。
重要:
Vivado 2021.2 より、OT シャットダウン警告へのエラー応答は、CIPS Wizard で設定するようになりました。デフォルトでは、OT 警告がアサートされると CIPS は SRST をアサートします。
次の TCL コマンドで、エラー応答を設定できます。
set_property CONFIG.PS_PMC_CONFIG {OT_EAM_RESP <value>} $cips
値および対応するアクションは次のとおりです。
0x01-POR
0x02-SRST (デフォルト)
0x04-ERROUT
0x07-NONE