次の表に、UltraRAM の属性を示します。
属性 | 値 | デフォルト | タイプ | 説明 |
---|---|---|---|---|
AUTO_SLEEP_LATENCY | 3 ~ 15 | 8 | 10 進数 | UltraRAM をスリープ モードにするレイテンシ要件を設定します。 |
AVG_CONS_INACTIVE_CYCLES | 10 ~ 100000 | 10 | 10 進数 | スリープ モードの連続した非アクティブ サイクルの平均値を設定します。スリープ モードの場合、いずれのポートでも読み出し/書き込み動作が発生しない、平均サイクル数として定義されます。消費電力レポート ツールで使用されます。ユーザーが設定します。 |
BWE_MODE_A | PARITY_INTERLEAVED、PARITY_INDEPENDENT | PARITY_INTERLEAVED | 文字列 | ポート A のバイト ライト イネーブル モードは、BWE_A 入力ビットが、各データ バイトおよびそのパリティ ビットの書き込みを有効にするか、パリティ ビット専用に独立したライト イネーブル ビット (データ バイト用のライト イネーブル ビットではない) を持つかを選択します。PARITY_INDEPENDENT モードは、WRITE_WIDTH_A = 72 ビットの場合のみサポートされます。 |
BWE_MODE_B | PARITY_INTERLEAVED、PARITY_INDEPENDENT | PARITY_INTERLEAVED | 文字列 | ポート B のバイト ライト イネーブル モードは、BWE_B 入力ビットが、各データ バイトおよびそのパリティ ビットの書き込みを有効にするか、パリティ ビット専用に独立したライト イネーブル ビット (データ バイト用のライト イネーブル ビットではない) を持つかを選択します。PARITY_INDEPENDENT モードは、WRITE_WIDTH_B = 72 ビットの場合のみサポートされます。 |
CASCADE_ORDER_CTRL_A | NONE、FIRST、MIDDLE、LAST | NONE | 文字列 | ポート A のカスケード チェーンにおける UltraRAM ブロックの位置を指定します。ADDR、EN および RDB_WR を制御します。 |
CASCADE_ORDER_CTRL_B | NONE、FIRST、MIDDLE、LAST | NONE | 文字列 | ポート B のカスケード チェーンにおける UltraRAM ブロックの位置を指定します。ADDR、EN および RDB_WR を制御します。 |
CASCADE_ORDER_DATA_A | NONE、FIRST、MIDDLE、LAST | NONE | 文字列 | ポート A のデータ カスケード チェーンにおける UltraRAM ブロックの位置を指定します。DIN、BWE、DOUT、RDACCESS、および SBITERR/DBITERR を制御します。CASCADE_ORDER_DATA = FIRST または MIDDLE の場合、DOUT、SBITERR、DBITERR、および RDACCESS 出力は使用しないでください。 |
CASCADE_ORDER_DATA_B | NONE、FIRST、MIDDLE、LAST | NONE | 文字列 | ポート B のデータ カスケード チェーンにおける UltraRAM ブロックの位置を指定します。DIN、BWE、DOUT、RDACCESS、および SBITERR/DBITERR を制御します。CASCADE_ORDER_DATA = FIRST または MIDDLE の場合、DOUT、SBITERR、DBITERR、および RDACCESS 出力は使用しないでください。 |
EN_AUTO_SLEEP_MODE | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | UltraRAM の省電力モードへの自動的移行を有効にするかどうかを指定します。 |
EN_ECC_RD_A | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A の ECC デコーダーをデータ読み出しに使用するかどうかを指定します。 |
EN_ECC_RD_B | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B の ECC デコーダーをデータ読み出しに使用するかどうかを指定します。 |
EN_ECC_WR_A | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A の ECC エンコーダーをデータ書き込みに使用するかどうかを指定します。 |
EN_ECC_WR_B | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B の ECC エンコーダーをデータ書き込みに使用するかどうかを指定します。 |
INIT_000 ~ INIT_3FF | 任意の 288 ビット 16 進数 |
288'h000 ... |
16 進数 | コンフィギュレーション中にメモリ アレイの内容を初期化します。 |
INIT_FILE | 任意の文字列 | なし | 文字列 | メモリ初期化ファイル。 |
IREG_PRE_A | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A のデータ、アドレス、制御入力パイプライン レジスタを挿入します。 |
IREG_PRE_B | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B のデータ、アドレス、制御入力パイプライン レジスタを挿入します。 |
IS_CLK_INVERTED | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | CLK を反転します (オプション)。 |
IS_EN_A_INVERTED | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A の EN を反転します (オプション)。 |
IS_EN_B_INVERTED | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B の EN を反転します (オプション)。 |
IS_RDB_WR_A_INVERTED | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A の RDB_WR をします (オプション)。 |
IS_RDB_WR_B_INVERTED | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B の RDB_WR を反転します (オプション)。 |
IS_RST_A_INVERTED | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A のリセット入力を反転します (オプション)。 |
IS_RST_B_INVERTED | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B のリセット入力を反転します (オプション)。 |
MATRIX_ID | カスタム ラベル | NONE | 文字列 | カスケード チェーンまたはマトリクスに属するすべての UltraRAM ブロックをタグ付けするために消費電力レポート ツールが使用するマトリクス ID 名をカスタム ラベル (文字列) として指定します。各マトリクスには異なる名前を割り当てます。シングル UltraRAM インスタンスにはラベルは必要ありません。消費電力レポート ツールで使用されます。ユーザーまたは合成ツールが設定します。 |
NUM_URAM_IN_MATRIX | 1 ~ 2048 | 1 | 10 進数 | カスケード/マトリクス サイズ (マトリクス内の UltraRAM の数) を定義します。特定マトリクスのインスタンスに帰属します。シングル インスタンスの場合、1 にセットします。消費電力レポート ツールで使用されます。ユーザーまたは合成ツールが設定します。 |
NUM_UNIQUE_SELF_ADDR_A | 1 ~ 2048 | 1 | 10 進数 | カスケード チェーンまたはマトリクス内の固有の SELF_ADDR_A UltraRAM ブロックの数を指定します。通常は、カスケード チェーンまたはマトリクス内のブロック数に相当します。ブロードキャストの場合、共通の SELF_ADDR_A 設定によりその数は小さくなることがあります。消費電力レポート ツールで使用されます。ユーザーまたは合成ツールが設定します。 |
NUM_UNIQUE_SELF_ADDR_B | 1 ~ 2048 | 1 | 10 進数 | カスケード チェーンまたはマトリクス内の固有の SELF_ADDR_B UltraRAM ブロックの数を指定します。通常は、カスケード チェーンまたはマトリクス内のブロック数に相当します。ブロードキャストの場合、共通の SELF_ADDR_B 設定によりその数は小さくなります。消費電力レポート ツールで使用されます。ユーザーまたは合成ツールが設定します。 |
OREG_A | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A の SRAM アレイ出力パイプライン レジスタを挿入します (オプション)。 |
OREG_B | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B の SRAM アレイ出力パイプライン レジスタを挿入します (オプション)。 |
OREG_ECC_A | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A の ECC デコーダー出力パイプライン レジスタを挿入します (オプション)。 |
OREG_ECC_B | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B の ECC デコーダー出力パイプライン レジスタを挿入します (オプション)。 |
PR_SAVE_DATA | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | PR 後の内容初期化をスキップし、以前のメモリ内容を維持します。 |
READ_WIDTH_A | 9、18、36、72 | 72 | 10 進数 | パリティ ビットを含む読み出しポート A のデータ幅を指定します。この属性は、同じカスケード チェーン内のすべての UltraRAM で同じ値を設定する必要があります。 |
READ_WIDTH_B | 9、18、36、72 | 72 | 10 進数 | パリティ ビットを含む読み出しポート B のデータ幅を指定します。この属性は、同じカスケード チェーン内のすべての UltraRAM で同じ値を設定する必要があります。 |
REG_CAS_A | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A のカスケード接続データ入力/データ出力パイプライン レジスタを挿入します。 |
REG_CAS_B | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B のカスケード接続データ入力/データ出力パイプライン レジスタを挿入します。 |
RST_MODE_A | SYNC、ASYNC | SYNC | 文字列 | ポート A のリセット モードを指定します。 |
RST_MODE_B | SYNC、ASYNC | SYNC | 文字列 | ポート B のリセット モードを指定します。 |
SELF_ADDR_A |
11'h000 to 11'h7ff
|
11'h000
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16 進数 | ポート A の自己アドレス値です。 |
SELF_ADDR_B |
11'h000 to 11'h7ff
|
11'h000
|
16 進数 | ポート B の自己アドレス値です。 |
SELF_MASK_A |
11'h000 to 11'h7ff
|
11'h7ff
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16 進数 | ポート A の自己アドレス マスクです。 |
SELF_MASK_B |
11'h000 to 11'h7ff
|
11'h7ff
|
16 進数 | ポート B の自己アドレス マスクです。 |
USE_EXT_CE_A | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート A のすべての出力パイプライン レジスタの CE ピンを内部または外部で制御できるようにします。 |
USE_EXT_CE_B | FALSE、TRUE | FALSE | 文字列 | ポート B のすべての出力パイプライン レジスタの CE ピンを内部または外部で制御できるようにします。 |
WRITE_WIDTH_A | 9、18、36、72 | 72 | 10 進数 | パリティ ビットを含む書き込みポート A のデータ幅を指定します。この属性は、同じカスケード チェーン内のすべての UltraRAM で同じ値を設定する必要があります。 |
WRITE_WIDTH_B | 9、18、36、72 | 72 | 10 進数 | パリティ ビットを含む書き込みポート B のデータ幅を指定します。この属性は、同じカスケード チェーン内のすべての UltraRAM で同じ値を設定する必要があります。 |
注記: URAM288E5_BASE プリミティブにはいずれのカスケード属性もありません。