次の表に、ブロック RAM の ECC に関連する I/O ポート名とその説明を示します。
ポート名 | 信号の説明 |
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INJECTSBITERR | ECC を使用する場合に、シングル ビット エラーを挿入します。書き込み中にアサートされると、ブロック RAM の特定のビット位置にシングル ビット エラーが生成されます。このビット位置を読み出すと、ブロック RAM の ECC ロジックによってエラーが訂正されます。シングル ビット エラーはビット位置 DIN[30] に生成されます。 |
INJECTDBITERR | ECC を使用する場合に、ダブル ビット エラーを挿入します。書き込み中にアサートされると、ブロック RAM の特定のビット位置にダブル ビット エラーが生成されます。このビット位置を読み出すと、ブロック RAM の ECC ロジックによってダブル ビット エラーが示されます。INJECTSBERR と INJECTDBERR が同時にアサートされた場合は、ダブル ビット エラーが挿入されます。ダブル ビット エラーはビット位置 DI[30] と DI[62] に生成されます。 |
SBITERR | ECC シングル ビット エラーの出力ステータス。ブロック RAM を ECC カスケード接続モードで使用する場合は、この表のカスケード接続専用ピンも参照してください。(1) |
DBITERR | ECC ダブル ビット エラーの出力ステータス。ブロック RAM を ECC カスケード接続モードで使用する場合は、この表のカスケード接続専用ピンも参照してください。(1) |
CASINSBITERR | カスケード接続モードでの ECC シングル ビット エラー入力。前のブロック RAM からの SBERR エラー ビット ステータスをカスケード入力します。 |
CASOUTSBITERR | カスケード接続モードでの ECC シングル ビット エラー出力。SBERR エラー ビット ステータスを次のブロック RAM へカスケード出力します。 |
CASINDBITERR | カスケード接続モードでの ECC ダブル ビット エラー入力。前のブロック RAM からの DBERR エラー ビット ステータスをカスケード入力します。 |
CASOUTDBITERR | カスケード接続モードでの ECC ダブル ビット エラー出力。DBERR エラー ビット ステータスを次のブロック RAM へカスケード出力します。 |
ECCPIPECE | EN_ECC_PIPE = TRUE の場合の ECC パイプライン レジスタ クロック イネーブル。ECC モードで EN_ECC_READ = TRUE の場合のみ利用できます。 |
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