LVTTL
LVTTL は、シングルエンドの CMOS 入力バッファーとプッシュプル出力バッファーを用いた、3.3V アプリケーション向けの汎用 EIA/JESD 規格です。
LVCMOS
低電圧 CMOS (LVCMOS) 規格の LVCMOS33 (3.3V)、LVCMOS25(2.5V)、および LVCMOS18(1.8V) は、CMOS トランジスタを使用して実装します。これらの規格は、JEDEC 規格 JESD8-7A、JESD8-5A、および JESD 8C.01 で定義されています。
表 1. LVTTL、LVCMOS18、LVCMOS25 および LVCMOS33 I/O プリミティブで使用可能な属性
属性 |
IBUF/IBUFE3 |
OBUF/OBUFT/IOBUF/IOBUFE3 |
許容値 |
デフォルト |
許容値 |
デフォルト |
IOSTANDARD |
LVTTL、LVCMOS18、LVCMOS25、LVCMOS33 |
LVTTL、LVCMOS18、LVCMOS25、LVCMOS33 |
DRIVE |
N/A |
4、8、12 |
12 |
SLEW |
N/A |
FAST、SLOW |
SLOW |
SSTL
SSTL18_I は、JEDEC 規格 JESD8-15 によって規定され、DDR2 SDRAM インターフェイスで使用されます。一部のトポロジ (短距離のポイント ツー ポイント インターフェイスなど) では、クラス I ドライバーによってオーバーシュートの低減やシグナル インテグリティのさらなる向上が可能です。
HSTL
高速トランシーバー ロジック (HSTL) 規格の HSTL_I_18 (1.8V) は、JEDEC 規格 JESD8-6 によって規定された汎用高速バス規格です。
表 2. SSTL18_I および HSTL_I_18 I/O プリミティブで使用可能な属性
属性 |
IBUF/IBUFE3 |
OBUF/OBUFT |
IOBUF/IOBUFE3 |
許容値 |
デフォルト |
許容値 |
デフォルト |
許容値 |
デフォルト |
IOSTANDARD |
SSTL18_I、HSTL_I_18 |
SSTL18_I、HSTL_I_18 |
SSTL18_I、HSTL_I_18 |
SLEW |
N/A |
FAST、SLOW |
SLOW |
FAST、SLOW |
SLOW |
ODT |
RTT_48、RTT_NONE |
RTT_NONE |
N/A |
RTT_48、RTT_NONE |
RTT_NONE |
UNDEFINED (IOSTANDARD のデフォルト値)
IOSTANDARD をユーザーが定義しない場合、IOSTANDARD にはデフォルト値の UNDEFINED が割り当てられます。Versal デザインのインプリメンテーションを完成させるには、IOSTANDARD をデフォルト値ではなく、このセクションで説明した有効な I/O 規格のいずれかに設定する必要があります。UNDEFINED 規格は、デザインのインプリメンテーションの初期段階を完成させるためのプレースホルダーとして使用します。