HDIO の機能

Versal アダプティブ SoC SelectIO リソース アーキテクチャ マニュアル (AM010)

Document ID
AM010
Release Date
2024-03-18
Revision
1.5 日本語

HDIO は 22 ピンで 1 バンクを構成し、低速インターフェイスをサポートするためのリソースを備えています。各 HDIO には、低速 SDR および DDR インターフェイスを簡単にサポートするための IOL リソースのほか、粗粒度のデータ アライメントのためのリソースもあります。ロジックに加え、HDIO 出力バッファーにはシングルエンドおよび疑似差動規格を駆動するためのリソースもあります。HDIO 入力バッファーは、いくつかのシングルエンドおよび差動規格を受信できます。HDIO は、低データ レートで動作するシングルエンド、基準電圧型、および疑似差動 I/O 規格向けに最適化されています。

  • IOL ロジック リソースは SDR および DDR ロジックで低速インターフェイスをサポート
  • IODELAY は少なくとも 1.8ns のキャリブレーションなしの出力遅延をサポート
  • IODELAY を出力遅延とカスケード接続し、少なくとも 3.6ns のキャリブレーションなしの入力遅延をサポート
  • バンク電圧 1.8V、2.5V、および 3.3V の I/O 規格をサポート
  • キャリブレーションなしの出力駆動およびスルー制御
  • バンク単位で内部 VREF を設定可能
  • 外部終端により LVDS および LVPECL 入力をサポート