バンクおよびクロッキングのまとめ
各デバイスの全パッケージで、すべてのバンクがボンディングされているわけではありません。
GTY/GTM カラム
- 1 つの GT クワッド = 4 つのトランシーバー = 4 つの GTYE5_QUAD または GTME5_QUAD プリミティブです。
- パッケージによっては、GT クワッドがボンディングされていない場合があります。
- RCAL と表示されたクワッドもあります。これは、各デバイスの RCAL マスターの位置を示します。パッケージについては、RCAL マスターは、デバイスに関係なく各パッケージの同じパッケージ ピンに配置されます。
- 各クワッドに示される XY 座標は、クワッドのピン名に含まれるトランシーバー チャネル番号に該当します (次のセクションを参照)。
- 各クワッドには英字識別子が示されています。各文字は、パッケージ間のトランシーバー フットプリントの互換性 の表の各列に対応しています。
- 各クワッドの電源グループが角かっこ [ ] で示されています。
I/O バンク
- 各ユーザー XPIO バンクには合計 54 本の I/O があり、差動 I/O (27 組の差動ペア) またはシングルエンド I/O として使用できます。1 つのバンクにある 54 個のパッドすべてがピンにボンディングされているわけではありません。
- 一部の XPIO バンクには、SelectIO ピンが 54 本未満のものもあります。該当するバンクは、「partial」というラベルが付きます。
- 各ユーザー HDIO バンクには合計 22 本の I/O があり、擬似差動 I/O (11 組の差動ペア) またはシングルエンド I/O として使用できます。
- 各バンクに隣接して、クロック バッファーおよびクロック管理リソースを含む物理層 (PHY) があります。
- XPIO バンクはデバイスの上部と下部に行として配置されており、PHY とクロック管理リソースが隣接しています。
- XPIO バンクは 1、2、または 3 つのバンク グループにわかれており、DDR メモリ コントローラー アプリケーションではバンクをこれらのグループにわけて使用する必要があります。
- XPIO の行の右端および左端にある一部バンクの I/O は、すべての I/O ロジック リソースに直接アクセスできず、DDR メモリ コントローラー (DDRMC) アプリケーションにしか使用できません。これらの I/O を、次のデバイス図では各 XPIO バンクのニブルごとに「Y」 (DDRMC のみ) または N (すべての I/O ロジック リソースにアクセス可能) として記載しています (1 つのバンクには 9 つのニブルがあり、1 つのニブルには 6 つの I/O がある)。この情報は、パッケージ ファイル の「DDRMC Only」の列にも示してあります。
- 「DDRMC のみ」のニブルにあるグローバル クロック (GC) ピンは、クロック管理リソースへのフル アクセスが可能です。
- HDIO バンクは列として配置されており、隣接する PHY、クロック管理リソース、および GT ブロックと同じピッチの行に分割されています。
- 各バンクには英字識別子が示されています。各文字は、表 1 の各列に対応しています。
クロッキング
- 各 XPIO バンクには GC (グローバル クロック) 入力が 4 組あり、4 つの差動入力または 4 つのシングルエンド クロック入力として機能します。シングルエンド クロック入力は、差動ペアの P 側に接続する必要があります。
- 各 HDIO バンクには、2 つの P-N ペアのグローバル クロック (HDGC) 入力ピンがあります。クロック入力として使用する場合、グローバル クロック入力ピンの各 P-N ペアは擬似差動ペア、完全差動ペア、またはシングルエンド クロック入力をサポートでき、シングルエンド クロック入力の場合はペアの P 側に接続します。HDGC クロック入力でサポートされる I/O 規格には制限があります。
- クロック信号は、配線および分配ネットワークを駆動するグローバル バッファーを介して分配され、任意のクロック領域、I/O、または GTY トランシーバーに到達します。
- グローバル クロック入力は、XPIO バンク内の MMCM および PLL、または隣接したクロック管理リソースに接続できます。
プロセッサ ブロック
- PMC MIO ピンはバンク 500 と 501 にあります。
- LPD MIO ピンはバンク 502 にあります。
- PMC 専用ピンはバンク 500 と 503 にあります。
PCIe、CPM、Interlaken、および 100GE 統合ブロック
- PCIe
- PCIe® 用統合ブロック。「Tandem」という記載のある PCIe ブロックは、Tandem コンフィギュレーションをサポートします。
- CPM
- CCIX および PCIe プロセッサ サブシステム モジュール
- ILKN
- Interlaken ブロック
- MRMAC
- 100G イーサネット ブロック