CPM には、1.2GHz の CPM コア クロックを生成するための内部 PLL があります。この PLL の基準クロックは、PMC または PL から供給します。その他のクロックは、GTx、PS、および PL から受信します。一部のクロックは、CPM コア クロックを分周して内部で生成されます。次の表に、CPM で使用するクロックを示します。
CPM は、pcie0_user_clk と pcie1_user_clk の 2 つのクロックを PL の GT クロック カラムにある 2 つの DPLL に送信します。各 DPLL を使用して、それぞれの pcie_user_clk のスキューを調整します。また、PL は DPLL からの出力クロックを使用して AXI4-Stream PCIe-PL インターフェイスの信号を駆動/キャプチャします。次の表に、一般的な CCIX デザインで使用されるクロックの周波数を示します。PL でサポートされる pcie0_user_clk および pcie1_user_clk の周波数の詳細は、 『Versal ACAP CPM Mode for PCI Express 製品ガイド』 (PG346) を参照してください。次の表に示すように、pcie_user_clk と pl_chi_clk は非同期です。
クロック名 | ソース |
Fmin (MHz) |
Fmax (MHz) |
Clk グループ | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
pl_chi0_clk | PL | 100 | 391 | 非同期 | CPM-PL CHI ポート 0 が使用するクロック。PL 内の PLL から生成されます。 |
pl_chi1_clk | PL | 100 | 391 | 非同期 | CPM-PL CHI ポート 1 が使用するクロック。PL 内の PLL から生成されます。 |
pcie0_user_clk | CPM 内部 | 62.5 | 500 | PCIe0 | PCIe0 AXI4-Stream および CFG インターフェイス用クロック。PL では 500MHz はサポートされません。 |
pcie1_user_clk | CPM 内部 | 62.5 | 500 | PCIe1 | PCIe1 AXI4-Stream および CFG インターフェイス用クロック。PL では 500MHz はサポートされません。 |