AIE-ML は、次の図に示すように 2 次元アレイとして構成されています。AIE-ML アレイ インターフェイスは、デバイスのその他のブロックとの接続に必要な機能を提供します。AIE-ML アレイ インターフェイスには、3 種類の AIE-ML インターフェイス タイルがあります。これらのインターフェイス タイルは、AIE-ML アレイの各列に 1 対 1 で対応します。インターフェイス タイルは 1 つの行を構成し、メモリ マップド AXI4 および AXI4-Stream データを水平方向 (左右) に移動し、AIE-ML タイルの列 (垂直) 方向にも移動します。AIE-ML インターフェイス タイルはモジュール アーキテクチャに基づいていますが、最終的な構成はデバイスごとに異なります。次の図に、AIE-ML アレイ内の AIE-ML アレイ インターフェイスの内部階層を示します。
図 1.
AIE-ML アレイ インターフェイスの階層
このセクションでは、アレイ インターフェイス タイルの種類、および各タイルに含まれるモジュールについて説明します。
-
AIE-ML PL インターフェイス タイル
- PL モジュール
- AXI4-Stream スイッチ
- メモリ マップド AXI4 スイッチ
- AIE-ML から PL へのストリーム インターフェイス
- 制御、デバッグ、およびトレース ユニット
- PL モジュール
-
AIE-ML コンフィギュレーション インターフェイス タイル (各 AIE-ML アレイに 1 インスタンス)
- AIE-ML クロック生成用 PLL
- パワーオン リセット (POR) ユニット
- 割り込み生成ユニット
- Dynamic Function eXchange (DFX) ロジック
- NoC ペリフェラル インターコネクト (NPI) ユニット
- AIE-ML アレイのグローバル レジスタ (PLL/クロック制御、セキュア/非セキュア動作、割り込みコントローラー、グローバル リセット制御、DFx ロジックなどのグローバル機能を制御)
-
AIE-ML NoC インターフェイス タイル
- PL モジュール: 同上
- NMU および NSU へのインターフェイスを備える NoC モジュール
- 双方向 NoC ストリーミング インターフェイス
- アレイ インターフェイス DMA