X3522 低レイテンシ ネットワーク アダプターでは、ホストとのインバンド通信およびアウトオブバンド通信の両方がサポートされます。
インバンド通信は PCIe バスで提供され、8 レーンが XCUX35 に割り当てられています。また、管理サブシステムを使用したインバンド通信、特にセンサー値の読み出しには、NIC に搭載されているサテライト マイクロコントローラーが使用されます。センサー値は、Linux ディストリビューションの lm_sensors パッケージからセンサー コマンドを使用して読み出すことができます。
アウトオブバンド通信では、NIC 上のプラットフォーム管理サブシステムは、プラットフォーム管理コンポーネント相互通信 (PMCI) 適合規格およびコマンド インプリメンテーションを使用します。アダプターの管理は、プラットフォーム レベル データ モデル (PLDM) およびネットワーク コントローラー側帯波インターフェイス (NC‐SI) 仕様でサポートされます。ユニファイド エクステンシブル ファームウェア インタフェース (UEFI) およびコマンド ライン プロセッシング (CLP) インターフェイスを介した限定された管理も可能です。
X3522 低レイテンシ ネットワーク アダプターでは、次の管理プロトコルがサポートされます。
- PLDM
- NC‐SI
X3522 低レイテンシ ネットワーク アダプターでは、次の管理トランスポートがサポートされます。
- MCTP SMBus
- MCTP PCIe VDM