RF-DAC の電気的特性

Zynq UltraScale+ RFSoC データシート: DC 特性および AC スイッチ特性 (DS926)

Document ID
DS926
Release Date
2023-05-16
Revision
1.12 日本語
表 1. ZU2xDR デバイスの RF-DAC の電気的特性
パラメーター コメント/条件 1 最小 標準 2 最大 単位
アナログ出力
精度   14 ビット
サンプル レート   0.5 6.554 GS/s
最大出力 20mA モード、VDAC_AVTT = 2.5V、100Ω 終端 +1 dBm
32mA モード、VDAC_AVTT = 3.0V、100Ω 終端 +5 dBm
アナログ帯域幅 フル パワー帯域幅 (–3dB) 4 GHz
オンダイ終端 外部 2.5V/3V VDAC_AVTT 3 へのシングルエンド オンダイ終端 50 Ω
チャネル間クロストーク分離 4 FOUT = 240MHz -70 dBc
FOUT = 1.9GHz -70 dBc
FOUT = 2.4GHz -70 dBc
FOUT = 3.5GHz -70 dBc
  1. RF-DAC サンプリング レートは外部サンプリング クロックを使用した 6.554GS/s です。
  2. 標準値は、標準電圧および Tj =25°C の条件で指定されています。
  3. 入力特性の詳細は、S パラメーター I/O ファイルを確認してください。
  4. これらの値は 2 つのチャネル (チャネルの組み合わせは任意) のクロストーク ワースト ケースを表しています。
表 2. ZU39DR デバイスの RF-DAC の電気的特性
パラメーター コメント/条件 1 最小 標準 2 最大 単位
アナログ出力
精度   14 ビット
サンプル レート   0.5 6.554 GS/s
最大出力 20mA モード、VDAC_AVTT = 2.5V、100Ω 終端 +1 dBm
32mA モード、VDAC_AVTT = 3.0V、100Ω 終端 4.5 dBm
アナログ帯域幅 フル パワー帯域幅 (–3dB) 5 GHz
リターン ロス (RL) 3 最大 4GHz -10 dB
最大 5GHz -8 dB
オンダイ終端 外部 2.5V/3V VDAC_AVTT へのシングルエンド オンダイ終端 50 Ω
チャネル間クロストーク分離 4 FOUT = 240MHz -70 dBc
FOUT = 1.9GHz -70 dBc
FOUT = 2.4GHz -70 dBc
FOUT = 3.5GHz -70 dBc
FOUT = 4.2GHz -69 dBc
FOUT = 4.9GHz -67 dBc
  1. RF-DAC サンプリング レートは外部サンプリング クロックを使用した 6.554GS/s です。
  2. 標準値は、標準電圧および Tj =25°C の条件で指定されています。
  3. これは、DC から指定された周波数ポイントのワースト ケース チャネルにおけるリターン ロスです。入力特性は差動 I/O の選択に依存するため、詳細は S パラメーター I/O ファイルを確認してください。RL 基準プレーンは BGA フットプリントの近くに位置し、ボール接点から 2 倍の BGA ピッチ間隔を維持することでマイクロ プローブの電磁妨害を回避します。
  4. これらの値は 2 つのチャネル (チャネルの組み合わせは任意) のクロストーク ワースト ケースを表しています。
表 3. ZU4xDR デバイスの RF-DAC の電気的特性
パラメーター コメント/条件 1 最小 標準 2 最大 単位
アナログ出力
精度   14 ビット
サンプル レート 3 -2E、-2I、-2LI スピード グレード (クロック転送なし)、

データパス モード 2、3、および 4

0.5 9.85 GS/s
-2E、-2I、-2LI スピード グレード (クロック転送あり)、

データパス モード 2、3、および 4

0.5 9.70 GS/s
-1E、-1I、-1LI、-1M スピード グレード、データパス モード 2、3、および 4 0.5 8.92 GS/s
すべてのスピード グレード、データパス モード 1 0.5 7.0 GS/s
最大出力 VDAC_AVTT = 3.0V、100Ω 終端、信号周波数 <200MHz -18.5 6.5 dBm
出力電流範囲 AC カップリング: VDAC_AVTT = 3.0V、100Ω 終端、信号周波数 <200MHz 2.25 40.5 mA
DC カップリング: VDAC_AVTT = 3.0V、100Ω 終端、信号周波数 <200MHz 6.4 32 mA
可変の出力電流ステップ サイズ   43.75 μA

VOP (Variable Output Power) 範囲

出力電流範囲からの同等のダイナミック範囲 4

240MHz 24 dB
3500MHz 20 dB
4900MHz 18 dB
5900MHz 17 dB
アナログ帯域幅 フル パワー帯域幅 (–3dB) 6 GHz
リターン ロス (RL) 5 最大 4GHz -12 dB
最大 6GHz -10 dB
オンダイ終端 外部 3V VDAC_AVTT へのシングルエンド オンダイ終端 50 Ω
チャネル間クロストーク分離 6 FOUT = 0 ~ 4GHz -75 dBc
FOUT = 0 ~ 6GHz -70 dBc
  1. RF-DAC サンプリング レートは外部サンプリング クロックを使用した最高レートです。
  2. 標準値は、標準電圧および Tj =40°C の条件で指定されています。
  3. データパス モードの詳細は、 Zynq UltraScale+ RFSoC RF Data Converter LogiCORE IP 製品ガイド』 (PG269) を参照してください。
  4. VOP が有効なダイナミック範囲は、同等のダイナミック範囲に示されている信号周波数に依存します。これらの仕様は AC カップリング モードの場合です。DC カップリング モードの場合、12dB のディレーティングが適用されます。
  5. これは、DC から指定された周波数ポイントのワースト ケース チャネルにおけるリターン ロスです。入力特性は、チャネルおよびパッケージの選択に依存するため、詳細は S パラメーター I/O ファイルを確認してください。RL 基準プレーンは BGA フットプリントの近くに位置し、ボール接点から 2 倍の BGA ピッチ間隔を維持することでマイクロ プローブの電磁妨害を回避します。
  6. これらの値は 2 つのチャネル (チャネルの組み合わせは任意) のクロストーク ワースト ケースを表しています。この仕様は、XCZU46DR-H1760 に対してのみ特性評価されています。
表 4. ZU6xDR デバイスの RF-DAC の電気的特性
パラメーター コメント/条件 1 最小 標準 2 最大 単位
アナログ出力
精度 14 ビット
サンプル レート 3 -2I スピード グレード (クロック転送なし)、データパス モード 2、3、および 4 0.5 10 GS/s
-2I スピード グレード (クロック転送あり)、データパス モード 2、3、および 4 0.5 9.85 GS/s
-2LI スピード グレード (クロック転送なし)、データパス モード 2、3、および 4 0.5 9.85 GS/s
-2LI スピード グレード (クロック転送あり)、データパス モード 2、3、および 4 0.5 9.70 GS/s
-1I、-1LI、-1M スピード グレード、データパス モード 2、3、および 4 0.5 8.92 GS/s
すべてのスピード グレード、データパス モード 1 0.5 7.0 GS/s
最大出力 VDAC_AVTT = 3.0V、100Ω 終端、信号周波数 <200MHz -18.5 6.5 dBm
出力電流範囲 AC カップリング: VDAC_AVTT = 3.0V、100Ω 終端、信号周波数 <200MHz 2.25 40.5 mA
DC カップリング: VDAC_AVTT = 3.0V、100Ω 終端、信号周波数 <200MHz 6.4 32 mA
可変の出力電流ステップ サイズ   43.75 μA

VOP (Variable Output Power) 範囲

出力電流範囲からの同等のダイナミック範囲 4

240MHz 24 dB
3500MHz 20 dB
4900MHz 18 dB
5900MHz 17 dB
6900MHz 15.5 dB
アナログ帯域幅 フル パワー帯域幅 (–3dB) 7.125 GHz
リターン ロス (RL) 5 最大 4GHz -12 dB
最大 7.125GHz -10 dB
オンダイ終端 外部 3V VDAC_AVTT へのシングルエンド オンダイ終端   50   Ω
チャネル間クロストーク分離 6 FOUT = 0 ~ 4GHz -69 dBc
FOUT = 0 ~ 7.125GHz -63 dBc
  1. RF-DAC サンプリング レートは外部サンプリング クロックを使用した最高レートです。
  2. 標準値は、標準電圧および Tj =40°C の条件で指定されています。
  3. データパス モードの詳細は、 Zynq UltraScale+ RFSoC RF Data Converter LogiCORE IP 製品ガイド』 (PG269) を参照してください。
  4. VOP が有効なダイナミック範囲は、同等のダイナミック範囲に示されている信号周波数に依存します。これらの仕様は AC カップリング モードの場合です。DC カップリング モードの場合、12dB のディレーティングが適用されます。
  5. これは、DC から指定された周波数ポイントのワースト ケース チャネルにおけるリターン ロスです。入力特性は、チャネルおよびパッケージの選択に依存するため、詳細は S パラメーター I/O ファイルを確認してください。RL 基準プレーンは BGA フットプリントの近くに位置し、ボール接点から 2 倍の BGA ピッチ間隔を維持することでマイクロ プローブの電磁妨害を回避します。
  6. これらの値は 2 つのチャネル (チャネルの組み合わせは任意) のクロストーク ワースト ケースを表しています。この仕様は、XCZU67DR-E1156 に対してのみ特性評価されています。