推奨動作条件

Zynq UltraScale+ RFSoC データシート: DC 特性および AC スイッチ特性 (DS926)

Document ID
DS926
Release Date
2023-05-16
Revision
1.12 日本語
表 1. 推奨動作条件
シンボル 説明 12 最小 標準 最大 単位

プロセッシング システム

VCC_PSINTFP 3 PS のフル電力ドメイン電源電圧です。 0.808 0.850 0.892 V
-1LI、-2LI、および -2LE (VCCINT = 0.72V) デバイス: PS のフル電力ドメイン電源電圧 0.808 0.850 0.892 V
VCC_PSINTLP PS の低電力ドメイン電源電圧です。 0.808 0.850 0.892 V
-1LI、-2LI、および -2LE (VCCINT = 0.72V) デバイス: PS の低電力ドメイン電源電圧 0.808 0.850 0.892 V
VCC_PSAUX PS の補助電源電圧 1.710 1.800 1.890 V
VCC_PSINTFP_DDR 3 PS の DDR コントローラーおよび PHY 電源電圧 0.808 0.850 0.892 V
-1LI、-2LI、および -2LE (VCCINT = 0.72V) デバイス: PS の DDR コントローラーおよび PHY 電源電圧 0.808 0.850 0.892 V
VCC_PSADC GND_PSADC に対する PS SYSMON の ADC 電源電圧 1.710 1.800 1.890 V
VCC_PSPLL PS の PLL 電源電圧 1.164 1.200 1.236 V
VPS_MGTRAVCC 4 PS-GTR 電源電圧 0.825 0.850 0.875 V
VPS_MGTRAVTT 4 PS-GTR 終端電圧 1.746 1.800 1.854 V
VCCO_PSDDR 5 PS の DDR I/O 電源電圧 1.06 1.575 V
VCC_PSDDR_PLL PS の DDR PLL 電源電圧です。 1.710 1.800 1.890 V
VCCO_PSIO 6 PS の I/O 電源電圧 1.710 3.465 V
VPSIN PS の I/O 入力電圧 -0.200

VCCO_PSIO + 0.200

V
PS の DDR I/O 入力電圧 -0.200

VCCO_PSDDR + 0.200

V
VCC_PSBATT 7 PS のバックアップ バッテリ付き RAM およびリアルタイム クロック (RTC) 電源電圧 1.200 1.500 V

プログラマブル ロジック

VCCINT

PL の内部電源電圧

0.825 0.850 0.876 V

-1LI、-2LI、および -2LE (VCCINT = 0.72V) デバイス: PL の内部電源電圧

0.698 0.720 0.742 V
VCCINT_IO 8

PL I/O バンクの内部電源電圧

0.825 0.850 0.876 V

-1LI、-2LI、および -2LE (VCCINT = 0.72V) デバイス: PL IO バンクの内部電源電圧

0.825 0.850 0.876 V
VCCBRAM ブロック RAM 電源電圧 0.825 0.850 0.876 V
VCCAUX 補助電源電圧 1.746 1.800 1.854 V
VCCO , 9 HD I/O バンクの電源電圧 1.140 3.400 V
HP I/O バンクの電源電圧 0.950 1.900 V
VCCAUX_IO 10 補助 I/O 電源電圧 1.746 1.800 1.854 V
VIN 11 I/O 入力電圧 -0.200 VCCO + 0.200 V
IIN 12

クランプ ダイオードが順方向バイアスであるときの、電源がオンあるいはオフのバンクにある (PL または PS の) ピンの最大電流

10 mA

GTY トランシーバー

VMGTAVCC 13

GTY トランシーバーのアナログ電源電圧

0.873 0.900 0.927 V
VMGTAVTT 13

GTY トランスミッターおよびレシーバー終端回路のアナログ電源電圧

1.164 1.200 1.236 V
VMGTVCCAUX 13

トランシーバーの補助アナログ クワッド QPLL 電源電圧

1.746 1.800 1.854 V
VMGTAVTTRCAL 13

GTY トランシーバー カラムの抵抗キャリブレーション回路のアナログ電源電圧

1.164 1.200 1.236 V

RF-ADC、RF-DAC、および SD-FEC

VADC_AVCC ZU2xDR、ZU39DR、ZU4xDR の ADC および PLL 電源電圧 0.897 0.925 0.953 V
VADC_AVCC ZU6xDR の ADC および PLL 電源電圧 0.980 1.010 1.040 V
VADC_AVCCAUX 入力バッファーおよび PLL 電源電圧 1.746 1.800 1.854 V
VDAC_AVCC DAC および PLL 電源電圧 0.897 0.925 0.953 V
VDAC_AVCCAUX 出力バッファーおよび PLL 電源電圧 1.746 1.800 1.854 V
VDAC_AVTT 14 終端電圧、オンダイ 50Ω 終端抵抗: 20mA 2.425 2.500 2.575 V
終端電圧、オンダイ 50Ω 終端抵抗: 32mA 2.910 3.000 3.090 V
終端電圧、オンダイ 50Ω 終端抵抗、VOP (Variable Output Power) 無効 15 2.425 2.500 2.575 V
終端電圧、オンダイ 50Ω 終端抵抗、VOP 有効 15 2.910 3.000 3.090 V
VCCINT_AMS 16 デジタル ダウン コンバーター電源電圧 0.825 0.850 0.876 V
VCCSDFEC 17 SD-FEC 電源電圧 0.825 0.850 0.876 V

PL システム モニター

VCCADC

GNDADC に対する PL システム モニター電源電圧

1.746 1.800 1.854 V
VREFP

GNDADC に対する PL システム モニター外部基準電圧

1.200 1.250 1.300 V

温度

Tj 18 拡張 (E) 温度仕様デバイスのジャンクション温度範囲 19 0 100 °C
インダストリアル (I) 温度仕様デバイスのジャンクション温度範囲 20 -40 100 °C
防衛 (M) 温度仕様デバイスのジャンクション温度範囲 -55 125 °C
eFUSE プログラミング向けジャンクション温度範囲 -40 125 °C
  1. すべての電圧は GND を基準としています (電源が存在することを前提として)。
  2. 電源分配システムのデザインについては、 『UltraScale アーキテクチャ PCB デザイン ユーザー ガイド』 (UG583) を参照してください。
  3. VCC_PSINTFP_DDR は VCC_PSINTFP に接続してください。
  4. 表の各電圧に、 『UltraScale アーキテクチャ PCB デザイン ユーザー ガイド』 (UG583) で説明されているフィルターが必要です。
  5. 特定のメモリ規格の許容誤差要件に応じて、1.2V、1.35V、1.5V ±5% および 1.1V +0.07V/–0.04V の VCCO_PSDDR を含みます。
  6. PS の I/O 電源バンクすべてに適用されます。1.8V、2.5V、および 3.3V ±5% の VCCO_PSIO を含みます。
  7. VCC_PSBATT は最大 1.89V まで許容できます。バッテリ バックアップ付き RAM または RTC を使用しない場合は、VCC_PSBATT を GND または VCC_PSAUX に接続します。
  8. VCCINT_IO は VCCBRAM に接続してください。
  9. 1.0V (HP I/O のみ)、1.2V、1.35V、1.5V、1.8V、2.5V (HD I/O のみ) ±5%、および 3.3V (HD I/O のみ) +3/–5% の VCCO を含みます。
  10. VCCAUX_IO は VCCAUX に接続してください。
  11. より低い絶対電圧値が常に適用されます。
  12. 各バンクの合計が 200mA を超えないようにしてください。
  13. 表の各電圧に、 『UltraScale アーキテクチャ GTY トランシーバー ユーザー ガイド』 (UG578) で説明されているフィルターが必要です。
  14. ZU2xDR または ZU39DR デバイスの場合、RF-DAC 出力電流の振幅は 3V 終端に対して 32mA に設定する必要があります。
  15. VOP 機能と DC カップリング モードを使用する場合、VOP の範囲は低減されます。サポートされている出力電力範囲の詳細は、RF-DAC の電気的特性 を参照してください。
  16. AMDは、VCCINT_AMS を VCCBRAM に接続することを推奨します。
  17. VCCSDFEC は VCCBRAM に接続してください。
  18. AMDでは、 『UltraScale アークテクチャ システム モニター ユーザー ガイド』 (UG580) の記載に従ってシステム モニターを使用し、デバイスの Tj を計測することを推奨します。SYSMON 温度計測誤差 ( 表 1 および 表 1 で説明) を考慮する必要があります。たとえば 1.25V の外部基準電圧を使用する PL システム モニターを使用し、SYSMON で 97°C と報告された場合、±3°C の測定誤差があります。97°C は、調整された最大値 Tj (100°C – 3°C = 97°C) と見なされます。
  19. -2LE スピード/温度グレードと表記されているデバイスは、100°C ~ 110°C のジャンクション温度で限られた時間動作できます。動作電圧 (標準電圧の 0.85V または低電圧の 0.72V) に関係なく、タイミング パラメーターは 110°C を下回る温度でのスピード ファイルと同じように 110°C のスピード ファイルに準拠します。最大 Tj = 110°C までの動作はデバイスの寿命期間の 1% に限定されます。この 1% を越えなければ連続または一定間隔でデバイスを動作させることができます。
  20. -2LI スピード/温度グレードと表記されているデバイスは、100°C ~ 110°C のジャンクション温度で限られた時間動作できます。タイミング パラメーターは 110°C を下回る温度でのスピード ファイルと同じように 110°C のスピード ファイルに準拠します。最大 Tj = 110°C までの動作はデバイスの寿命期間の 5% に限定されます。この 5% を超えなければ連続または一定間隔でデバイスを動作させることができます。