コンフィギュレーションのスイッチ特性

Artix UltraScale+ FPGA データシート: DC 特性および AC スイッチ特性 (DS931)

Document ID
DS931
Release Date
2023-12-26
Revision
1.6 日本語
表 1. コンフィギュレーションのスイッチ特性
シンボル 説明 スピード グレードおよび VCCINT 動作電圧 単位
0.85V 0.72V
-2 -1 -1
電源投入タイミング特性
TPL プログラム レイテンシ 7.5 7.5 7.5 ms、最大
TPOR 12 パワーオン リセット (最大立ち上がり時間 40ms) 65 65 65 ms、最大
0 0 0 ms、最小
パワーオン リセット (POR オーバーライドを使用、最大立ち上がり時間 2ms) 15 15 15 ms、最大
5 5 5 ms、最小
TPROGRAM プログラム パルス幅 250 250 250 ns、最小
CCLK 出力 (マスター モード)
TICCK INIT_B からのマスター CCLK 出力の遅延 150 150 150 ns、最小
TMCCKL 3 マスター CCLK クロックの Low 時間のデューティ サイクル 40/60 40/60 40/60 %、最小/最大
TMCCKH マスター CCLK クロックの High 時間のデューティ サイクル 40/60 40/60 40/60 %、最小/最大
FMCCK マスター SPI (x1/x2/x4)

CCLK 周波数

150 150 125 MHz、最大
マスター SPI (x8) またはマスター BPI (x8/x16) 4

CCLK 周波数

150 150 125
FMCCK_START コンフィギュレーション開始時のマスター CCLK 周波数 2.70 2.70 2.70 MHz、標準
FMCCKTOL 標準 CCLK に対する周波数偏差 (マスター モード) ±15 ±15 ±15 %、最大
CCLK 入力 (スレーブ モード)
TSCCKL スレーブ CCLK クロックの最小 Low 時間 2.5 2.5 2.5 ns、最小
TSCCKH スレーブ CCLK クロックの最小 High 時間 2.5 2.5 2.5 ns、最小
FSCCK スレーブ シリアル CCLK 周波数 125 125 125 MHz、最大
スレーブ SelectMap CCLK 周波数 125 125 125
EMCCLK 入力 (マスター モード)
TEMCCKL 外部マスター CCLK の Low 時間 2.5 2.5 2.5 ns、最小
TEMCCKH 外部マスター CCLK の High 時間 2.5 2.5 2.5 ns、最小
FEMCCK 外部マスター CCLK 周波数 (マスター SPI x1/x2/x4 を使用) 150 150 125 MHz、最大
外部マスター CCLK 周波数 (マスター SPI x8 またはマスター BPI x8/x16 を使用 4 ) 150 150 125
内部コンフィギュレーション アクセス ポート
FICAPCK 内部コンフィギュレーション アクセス ポート (ICAPE3) 200 200 150 MHz、最大
スレーブ シリアル モード プログラム スイッチ
TDCCK/TCCKD DIN セットアップ/ホールド 3.0/0 3.0/0 4.0/0 ns、最小
TCCO DOUT の clock-to-out 8.0 8.0 9.0 ns、最大
SelectMAP モード プログラム スイッチ
TSMDCCK/TSMCCKD D[31:00] のセットアップ/ホールド 3.5/0 3.5/0 4.5/0 ns、最小
TSMCSCCK/TSMCCKCS CSI_B のセットアップ/ホールド 4.0/0 4.0/0 5.0/0 ns、最小
TSMWCCK/TSMCCKW RDWR_B のセットアップ/ホールド 10.0/0 10.0/0 11.0/0 ns、最小
TSMCKCSO CSO_B の clock-to-out (330Ω のプルアップ抵抗が必要) 7.0 7.0 7.0 ns、最大
TSMCO リードバックでの D[31:00] の clock-to-out 8.0 8.0 8.0 ns、最大
FRBCCK リードバック周波数 125 125 125 MHz、最大
バウンダリスキャン ポートのタイミング仕様
TTAPTCK/TTCKTAP TMS および TDI のセットアップ/ホールド 3.0/2.0 3.0/2.0 3.0/2.0 ns、最小
TTCKTDO TCK 立ち下がりエッジから TDO 出力 7.0 7.0 7.0 ns、最大
FTCK TCK 周波数 66 66 66 MHz、最大
BPI マスター フラッシュ モード プログラム スイッチ
TBPICCO A[28:00]、RS[1:0]、FCS_B、FOE_B、FWE_B、ADV_B Clock-to-Out 10 10 10 ns、最大
TBPIDCC/TBPICCD D[15:00] のセットアップ/ホールド 3.5/0 3.5/0 4.5/0 ns、最小
SPI マスター フラッシュ モード プログラム スイッチ
TSPIDCC/TSPICCD D[03:00] のセットアップ/ホールド 3.0/0 3.0/0 4.0/0 ns、最小
TSPIDCC/TSPICCD D[07:04] のセットアップ/ホールド 3.5/0 3.5/0 4.5/0 ns、最小
TSPICCM MOSI の clock-to-out 8.0 8.0 8.0 ns、最大
TSPICCM2 D[04] の Clock-to-Out 10.0 10.0 10.0 ns、最大
TSPICCFC FCS_B の Clock-to-Out 8.0 8.0 8.0 ns、最大
TSPICCFC2 FCS2_B の clock-to-out 10.0 10.0 10.0 ns、最大
DNA ポートのスイッチ
FDNACK DNA ポート周波数 200 200 175 MHz、最大
STARTUPE3 ポート
TUSRCCLKO STARTUPE3 USRCCLKO 入力ポートから CCLK ピンまでの出力遅延 0.25/6.50 0.25/7.50 0.25/9.00 ns、最小/最大
TDO DO[3:0] ポートから D03 ~ D00 ピンまでの出力遅延 0.25/7.70 0.25/8.40 0.25/10.00 ns、最小/最大
TDTS DTS[3:0] ポートから D03 ~ D00 ピンまでのトライステート遅延 0.25/7.70 0.25/8.40 0.25/10.00 ns、最小/最大
TFCSBO FCSBO ポートから FCS_B ピンまでの出力遅延 0.25/7.50 0.25/8.40 0.25/9.80 ns、最小/最大
TFCSBTS FCSBTS ポートから FCS_B ピンまでのトライステート遅延 0.25/7.50 0.25/8.40 0.25/9.80 ns、最小/最大
TUSRDONEO USRDONEO ポートから DONE ピンまでの出力遅延 0.25/9.40 0.25/10.50 0.25/12.10 ns、最小/最大
TUSRDONETS USRDONETS ポートから DONE ピンまでのトライステート遅延 0.25/9.40 0.25/10.50 0.25/12.10 ns、最小/最大
TDI D03 ~ D00 ピンから DI[3:0] ポートまでの入力遅延 0.5/3.1 0.5/3.5 0.5/4.0 ns、最小/最大
FCFGMCLK STARTUPE3 CFGMCLK 出力周波数 50 50 50 MHz、標準
FCFGMCLKTOL STARTUPE3 CFGMCLK 出力周波数偏差 ±15 ±15 ±15 %、最大
TDCI_MATCH DCI (デジタル制御インピーダンス) の一致信号がアサートされるまでスタートアップ サイクルで待機する時間 4 4 4 ms、最大
  1. TPOR 仕様は、監視対象の電源電圧 (VCCINT、VCCBRAM、VCCAUX、VCCO_0) がすべて推奨動作電圧の 95% に達した時点から開始します。
  2. TPOR 時間は POR_OVERRIDE 入力ピン (必ず VCCINT または GND に接続) によって決定されます。POR_OVERRIDE ピンを POR オーバーライド用に VCCINT に接続できるのは、指定された 2 ms の最大立ち上がり時間以内に監視対象の電源が立ち上がる場合のみです。それ以外の場合、POR_OVERRIDE は GND へ接続します。
  3. 分周値が 1 と設定されていて、CCLK が EMCCLK ピンからクロック供給されている場合、外部 EMCCLK はこのデューティ サイクル要件を満たす必要があります。
  4. フラッシュ メモリからのマスター モード コンフィギュレーションには、コンフィギュレーション レートが高く、コンフィギュレーション インターフェイスのピン数が少ない SPI モードが推奨されます。同期読み出しモードのフラッシュ デバイスの廃用化により、BPI モードの性能には制限があります。SPI フラッシュおよび BPI 非同期読み出しモードのパラレル NOR フラッシュを使用する場合のシステム コンフィギュレーション レートは、 『UltraScale アーキテクチャ コンフィギュレーション ユーザー ガイド』 (UG570) を参照してください。