次の表に示す Pin-to-Pin の値は、デバイス中央でのクロック ルート配置に基づいています。選択したルート配置が異なると、実際の Pin-to-Pin 値も変わってきます。実際の Pin-to-Pin 値は、Vivado Design Suite のタイミング レポートを確認してください。
表 1. 3.3V HD I/O を使用したグローバル クロック入力のセットアップおよびホールド (MMCM なし)
シンボル |
説明 |
デバイス |
スピード グレードおよび VCCINT 動作電圧 |
単位 |
0.85V |
0.72V |
-2 |
-1 |
-1 |
SSTL15 規格を使用した、グローバル クロック入力信号に対する入力セットアップ/ホールド タイム
1、2、3
|
TPSFD_AU7P
|
グローバル クロック入力と入力フリップフロップ (またはラッチ) 間 (MMCM なし) |
セットアップ |
XCAU7P |
2.21 |
2.27 |
3.75 |
ns |
TPHFD_AU7P
|
ホールド |
-0.30 |
-0.30 |
-0.96 |
ns |
TPSFD_AU10P
|
セットアップ |
XCAU10P |
2.07 |
2.14 |
3.50 |
ns |
TPHFD_AU10P
|
ホールド |
-0.23 |
-0.23 |
-0.87 |
ns |
TPSFD_AU15P
|
セットアップ |
XCAU15P |
2.07 |
2.14 |
3.50 |
ns |
TPHFD_AU15P
|
ホールド |
-0.23 |
-0.23 |
-0.87 |
ns |
TPSFD_AU20P
|
セットアップ |
XCAU20P |
2.28 |
2.38 |
3.83 |
ns |
TPHFD_AU20P
|
ホールド |
-0.36 |
-0.36 |
-1.04 |
ns |
TPSFD_AU25P
|
セットアップ |
XCAU25P |
2.28 |
2.38 |
3.83 |
ns |
TPHFD_AU25P
|
ホールド |
-0.36 |
-0.36 |
-1.04 |
ns |
TPSFD_XAAU10P
|
セットアップ |
XAAU10P |
N/A |
2.14 |
N/A |
ns |
TPHFD_XAAU10P
|
ホールド |
N/A |
-0.23 |
N/A |
ns |
TPSFD_XAAU15P
|
セットアップ |
XAAU15P |
N/A |
2.14 |
N/A |
ns |
TPHFD_XAAU15P
|
ホールド |
N/A |
-0.23 |
N/A |
ns |
- セットアップおよびホールド タイムは、ワースト ケースの条件下 (プロセス、電圧、温度) で計測されています。セットアップ タイムは、プロセス、温度変化、および電圧変化が最も緩やかな条件下のグローバル クロック入力信号に対して、ホールド タイムは、プロセス、温度変化、および電圧変化が最も急な条件下のグローバル クロック入力信号に対して計測されています。
- この表には、1 つのグローバル クロック入力で、アクセス可能なカラムにある垂直クロック ラインが 1 本駆動され、アクセス可能な I/O および CLB フリップフロップのクロックがすべて、そのグローバル クロック ネットで駆動されている場合の値を示しています。
- 各信号規格の使用によって発生するデューティ サイクルのずれは、IBIS を使用して確認してください。
|
表 2. グローバル クロック入力のセットアップおよびホールド (MMCM あり)
シンボル |
説明 |
デバイス |
スピード グレードおよび VCCINT 動作電圧 |
単位 |
0.85V |
0.72V |
-2 |
-1 |
-1 |
SSTL15 規格を使用した、グローバル クロック入力信号に対する入力セットアップ/ホールド タイム
1、2、3
|
TPSMMCMCC_AU7P
|
グローバル クロック入力と入力フリップフロップ (またはラッチ) 間 (MMCM あり) |
セットアップ |
XCAU7P |
1.30 |
1.37 |
1.37 |
ns |
TPHMMCMCC_AU7P
|
ホールド |
-0.17 |
-0.17 |
-0.14 |
ns |
TPSMMCMCC_AU10P
|
セットアップ |
XCAU10P |
1.82 |
1.95 |
1.95 |
ns |
TPHMMCMCC_AU10P
|
ホールド |
-0.21 |
-0.21 |
-0.26 |
ns |
TPSMMCMCC_AU15P
|
セットアップ |
XCAU15P |
1.82 |
1.95 |
1.95 |
ns |
TPHMMCMCC_AU15P
|
ホールド |
-0.21 |
-0.21 |
-0.26 |
ns |
TPSMMCMCC_AU20P
|
セットアップ |
XCAU20P |
2.04 |
2.16 |
2.16 |
ns |
TPHMMCMCC_AU20P
|
ホールド |
-0.17 |
-0.17 |
-0.23 |
ns |
TPSMMCMCC_AU25P
|
セットアップ |
XCAU25P |
2.04 |
2.16 |
2.16 |
ns |
TPHMMCMCC_AU25P
|
ホールド |
-0.17 |
-0.17 |
-0.23 |
ns |
TPSMMCMCC_XAAU10P
|
セットアップ |
XAAU10P |
N/A |
1.95 |
N/A |
ns |
TPHMMCMCC_XAAU10P
|
ホールド |
N/A |
-0.21 |
N/A |
ns |
TPSMMCMCC_XAAU15P
|
セットアップ |
XAAU15P |
N/A |
1.95 |
N/A |
ns |
TPHMMCMCC_XAAU15P
|
ホールド |
N/A |
-0.21 |
N/A |
ns |
- セットアップおよびホールド タイムは、ワースト ケースの条件下 (プロセス、電圧、温度) で計測されています。セットアップ タイムは、プロセス、温度変化、および電圧変化が最も緩やかな条件下のグローバル クロック入力信号に対して、ホールド タイムは、プロセス、温度変化、および電圧変化が最も急な条件下のグローバル クロック入力信号に対して計測されています。
- この表には、1 つのグローバル クロック入力で、アクセス可能なカラムにある垂直クロック ラインが 1 本駆動され、アクセス可能な I/O および CLB フリップフロップのクロックがすべて、そのグローバル クロック ネットで駆動されている場合の値を示しています。
- 各信号規格の使用によって発生するデューティ サイクルのずれは、IBIS を使用して確認してください。
|
表 3. サンプリング ウィンドウ
説明 |
スピード グレードおよび VCCINT 動作電圧 |
単位 |
0.85V |
0.72V |
-2 |
-1 |
-1 |
TSAMP_BUFG
1
|
610 |
610 |
610 |
ps |
TSAMP_NATIVE_DPA
2
|
100 |
125 |
150 |
ps |
TSAMP_NATIVE_BISC
3
|
60 |
85 |
110 |
ps |
- このパラメーターは、さまざまな電圧、温度、プロセスでの Artix UltraScale+ FPGA DDR 入力レジスタの総サンプリング エラー数を示します。特性評価では、MMCM を使用して DDR 入力レジスタの動作エッジをキャプチャしています。CLK0 MMCM ジッター、MMCM 精度 (位相オフセット)、MMCM 位相シフト精度が含まれます。ただし、パッケージまたはクロック ツリー スキューは含まれません。
- これらのパラメーターは、ダイナミック位相アライメントを使用する場合の RX_BITSLICE の受信サンプリング エラーです。
- このパラメーターは、ビルトイン セルフ キャリブレーション (BISC) を使用する場合の RX_BITSLICE の受信サンプリング エラーです。
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表 4. ダイナミック位相調整アプリケーションにおける入力ロジックの特性 (コンポーネント モード)
説明 |
スピード グレードおよび VCCINT 動作電圧 |
単位 |
0.85V |
0.72V |
-2 |
-1 |
-1 |
TINPUT_LOGIC_UNCERTAINTY
1
|
40 |
ps |
TCAL_ERROR
2
|
24 |
ps |
- Input_logic_uncertainty には、入力ロジック (入力レジスタ、IDDRE1 または ISERDESE3) に対するセットアップ/ホールドおよびパターン依存のジッターが考慮されています。
- IDELAY の精度に基づく量子化の影響に関連したキャリブレーション エラーです。最適なパフォーマンスを得るには、キャリブレーションが入力それぞれに対して実行される必要があります。
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