AMD Artix™ UltraScale+™FPGA には -2 および -1 のスピード グレードがあり、-2E および -2I デバイスのパフォーマンスが最も高くなっています。一部の -1LI デバイスは、0.85V または 0.72V の VCCINT 電圧で動作でき、最大スタティック消費電力がより低くなります。-1LI デバイスを 0.85V の VCCINT で動作させた場合、L デバイスのスピード仕様は -1I スピード グレードと同様となります。0.72V の VCCINT で動作する場合は、-1LI のパフォーマンス、スタティック消費電力、およびダイナミック消費電力は低減します。
DC 特性および AC 特性は、拡張 (E)、インダストリアル (I)、およびオートモーティブ (Q) グレードの温度範囲に対して指定されていますが、 特記のない限り、DC および AC パラメーターの値は、動作温度範囲を除いて同一スピード グレードで同じです。つまり、-1 スピード グレードのタイミング特性は、拡張デバイスとインダストリアル デバイスで同じです。ただし、スピード グレードやデバイスによっては、インダストリアル デバイスで入手できない場合があります。
電源電圧およびジャンクション温度の仕様はすべて、ワースト ケースの値です。ここに記載されたパラメーターは、頻繁に使用されるデザインや一般的なアプリケーションに共通のものです。
このデータシートを含む、Artix UltraScale+ FPGA に関するすべての資料は、AMD ウェブサイト ( japan.xilinx.com/documentation ) から入手できます。