絶対最大定格

Artix UltraScale+ FPGA データシート: DC 特性および AC スイッチ特性 (DS931)

Document ID
DS931
Release Date
2023-12-26
Revision
1.6 日本語
表 1. 絶対最大定格
シンボル 説明 1 最小 最大 単位

FPGA ロジック

VCCINT 内部電源電圧 -0.500 1.000 V
VCCINT_IO 2 I/O バンクの内部電源電圧 -0.500 1.000 V
VCCAUX 補助電源電圧 -0.500 2.000 V
VCCBRAM ブロック RAM メモリの電源電圧 -0.500 1.000 V
VCCO HD I/O バンクの出力ドライバー電源電圧 -0.500 3.400 V
HP I/O バンクとコンフィギュレーション バンク 0 の出力ドライバー電源電圧 -0.500 2.000 V
VCCAUX_IO 3 I/O バンクの補助電源電圧 -0.500 2.000 V
VREF 入力基準電圧 -0.500 2.000 V
VIN 4, 5 , 6 , 7 HD I/O バンクの I/O 入力電圧 -0.550 VCCO + 0.550 V
HP I/O バンクの I/O 入力電圧 -0.550 VCCO + 0.550 V
VBATT キー メモリ用のバックアップ バッテリ電源電圧 -0.500 2.000 V
IDC パッドで利用可能な出力電流 -20 20 mA
IRMS パッドで利用可能な RMS 出力電流 -20 20 mA

GTH または GTY トランシーバー 8

VMGTAVCC トランシーバー回路のアナログ電源電圧 -0.500 1.000 V
VMGTAVTT トランシーバー終端回路のアナログ電源電圧 -0.500 1.300 V
VMGTVCCAUX トランシーバーの補助アナログ クワッド PLL (QPLL) 電源電圧 -0.500 1.900 V
VMGTREFCLK トランシーバーの基準クロックの絶対入力電圧 -0.500 1.300 V
VMGTAVTTRCAL トランシーバー カラムの抵抗キャリブレーション回路のアナログ電源電圧 -0.500 1.300 V
VIN レシーバー (RXP/RXN) およびトランスミッター (TXP/TXN) の絶対入力電圧 -0.500 1.200 V
IDCIN-FLOAT RX 終端 = フローティングのとき、レシーバー入力ピンの DC 入力電流 9 10 mA
IDCIN-MGTAVTT RX 終端 = VMGTAVTT のとき、レシーバー入力ピンの DC 入力電流 10 mA
IDCIN-GND RX 終端 = GND のとき、レシーバー入力ピンの DC 入力電流 10 0 mA
IDCIN-PROG RX 終端 = プログラマブルのとき、レシーバー入力ピンの DC 入力電流 11 0 mA
IDCOUT-FLOAT RX 終端 = フローティングのとき、トランスミッター ピンの DC 出力電流 6 mA
IDCOUT-MGTAVTT RX 終端 = VMGTAVTT のとき、トランスミッター ピンの DC 出力電流 6 mA

システム モニター

VCCADC GNDADC に対するシステム モニター電源電圧 -0.500 2.000 V
VREFP GNDADC に対するシステム モニター基準入力 -0.500 2.000 V

温度 12

TSTG ストレージ温度 (周囲) -65 150 °C
TSOL 最大ドライ リワークはんだ付け温度 260 °C
SBVB484、SBVC484、SFVB784、および FFVB676 パッケージ用最大リフローはんだ付け温度 250 °C
FCVA289 および UBVA368 パッケージの最大リフローはんだ付け温度 245 °C
Tj 最大ジャンクション温度 125 °C
  1. この表の絶対最大定格を超える条件下では、デバイスが恒久的に破損する可能性があります。ここに示す値は最大定格値であり、この条件および推奨動作条件以外の状態でデバイスが動作することを示すものではありません。また、デバイスを絶対最大定格の状態で長時間使用すると、デバイスの信頼性が低下する可能性があります。
  2. VCCINT_IO は VCCBRAM に接続してください。
  3. VCCAUX_IO は VCCAUX に接続してください。
  4. より低い絶対電圧値が常に適用されます。
  5. I/O の動作は、 『UltraScale アークテクチャ SelectIO リソース ユーザー ガイド』 (UG571) を参照してください。
  6. 推奨動作条件外で動作させる場合、表 1 および 表 2 のオーバーシュート/アンダーシュートの最大許容値を確認してください。
  7. POR_OVERRIDE ピンの VIN はほかとは異なります。POR_OVERRIDE は必ず GND (デフォルト) または VCCINT に接続してください。詳細は、コンフィギュレーションのスイッチ特性 の TPOR を確認してください。
  8. サポートされる GTH/GTY トランシーバーの終端の詳細は、 『UltraScale アーキテクチャ GTH トランシーバー ユーザー ガイド 』 (UG576) または 『UltraScale アーキテクチャ GTY トランシーバー ユーザー ガイド』 (UG578) を参照してください。
  9. RX 終端 = フローティングの場合、AC カップリング動作はサポートされません。
  10. GTY トランシーバーでは RX 終端 = GND の場合、DC カップリング動作はサポートされません。
  11. RX 終端 = プログラマブルの場合、DC カップリング動作はサポートされません。
  12. はんだ付けのガイドラインおよび温度条件は、 『UltraScale および UltraScale+ FPGA パッケージおよびピン配置ユーザー ガイド』 (UG575) を参照してください。